[前]夜空舞う、銀の蝶 3 「まてツナ!!」 「止めて先輩!!」 私の制止をよそに 先輩は、1匹、とツナを倒してしまった。 「! ツナぁ!!」 ドザァッと窓際まで突き飛ばされたツナに駆け寄る。 …その時、先輩の表情が少し歪んだのは誰も知らない。 「のやろぉ!! ぶっ殺す!!」 と、先輩に向かって行った隼人君。 そんな隼人君を先輩は、2匹、と笑顔で倒した。 ツナと隼人君が倒され 残るは武君のみ。 その武君はと言えば いつもの笑顔からは想像できないような表情をしていた。 先輩は武君に向かって行き、また倒してしまった。 「3匹」 「…隼、人、君……た、けし、く…」 そんな光景を見て呆然としていると ツナが起き上がった。 ツナもこの状況を見て驚いていた。 「起きないよ 二人にはそういう攻撃をしたからね」 「え゙っ」 「ゆっくりしていきなよ。救急車は呼んであげるから」 (その言葉の意味) (それは…死?) [*前へ][次へ#] [戻る] |