[前]夜空舞う、銀の蝶
元彼
「ロメオ!生きてたのね!」
ダッと走り出し、大人ランボに近付くビアンキさん。
ツナは、よし!と拳を握り締めていた。
私?
私は勿論………
………胸の前に手を合わせて
ナム、と呟いた。
ツナに、何してんの?と聞かれたので
見てればわかる、と返しておいた。
「ロメオ〜〜〜!!!」
ダダダと走ったビアンキさんはポイズンクッキングを構えて
「ポイズンクッキングU──!!!」
グシャァと大人ランボの顔に付けた。
「なに──っ!!!」
ザパアァンッと勢い良くプールの中に倒れた大人ランボ。
「ビアンキと元彼は別れる直前 とても険悪だったらしいぞ
よく元彼を思い出しては腹立ててたからな」
「え゙───っっ!!!」
リボーンの説明が終わり、大人ランボを見てみれば
が…ま…ん、と言った後、こてっと気絶してしまった。
──後でわかったらしいが、元彼、ロメオの死因は食中毒だったらしい。
ソレを聞いたツナと隼人君は背筋がゾク…としたそうな。
一方ビアンキさんはと言えば
「土用の丑の日にうまいうなぎが食いたい」
とリボーンが言った為、町を出て浜名湖に向かっていた…
(…女って)
(怖っ!!)
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