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[前]夜空舞う、銀の蝶
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10年バズーカはボスに使っちゃダメだって言われてるんだもん
ラ…ランボが撃つわけないじゃん




(この子ウソつきだ──っ)

(使っちゃダメなら使うなよ!)


ランボは、寝るからあっちいってて、と言ってゴロンと寝転がってしまった。
その時、ツナは何か思いついたらしい。
窓の外を見て、いたっ、と言った。

(いたって何が…
………まさか)

私達は階段を降り、リビングの窓を開けた。

庭にいたのは
案の定、リボーン(水着Ver.)。


「リボーン、頼みがあるんだ」


ツナはリボーンに、軽くランボをどつくよう頼んだが
リボーンは、格下は相手にしねーんだ、とサングラスをかけて言った。


…そして、ツナが頼まなくても
ご本人は登場してくれた。


「ガハハハハ
そー言ってられるのも今のうちだぞリボーン
ランボさんは この二階から勇気を出して 飛びおりちゃうもんね」


ランボの登場にツナはラッキーと呟いた。

でも、私は気が気じゃない。
5歳児が屋根から飛び下りるなんて、何が起こるかわからない。


「ランボ!やめっ…」


私の制止も空しく、


「死ねリボーンッ」






(ランボは)

(飛び下りた)

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