[前]夜空舞う、銀の蝶 3 おにぎりを食べないツナに、シャケ嫌いだった?と聞く京子。 (京子…自分のおにぎり、見てみなよ) と思わずツッコんでしまった。 ツナは京子の表情を見て、おにぎりを食べようと手を伸ばしたが ポイズンクッキングだとわかっているので、食べられない。 その時 「10代目が食わないんならオレ、もらっちゃいますよ」 「そーだな獄寺」 と、運悪く二人がおにぎりに手を伸ばしてしまった。 (隼人君!トラウマのポイズンクッキングに気づけよ!) 私の(心の中の)ツッコミも空しく 二人はおにぎりを口元に運んだ… 「!! 食べたら死ぬんだぞ───っ!!!!」 パパァンッとツナは二人の手元からおにぎりを弾いた。 その次の瞬間、ツナは額と腹を打ち抜かれていた。 「…あ」 どっから狙ってんだ、リボーン。 流石、最強の赤ん坊。 ツナは、死ぬ気でおにぎりを食う!!!と京子のおにぎりをパクパクと全て食べてしまっていた。 しかも、うまい!と言って。 (…死ぬ気弾って) (良いなぁ…) [*前へ][次へ#] [戻る] |