[前]夜空舞う、銀の蝶 5 あぁ…また死ぬのかぁ… と、死を受け入れようとした時 グッと腕が掴まれ、私の足が地面から離れた。 「蝶!」 …爆風の中から私を引っ張りあげてくれたのは 武君だった。 「…ありがとう、武君」 「ん、蝶が無事なら良かったのな」 (この人は本当…笑顔でそう言う事言わないでよ…) 武君は私の他にもう一人助けた。 そのツナは、いつものように目を丸くして顔を青くしていた。 (…また、ツナの事… …守れなかったなぁ) 武君はリボーンから正式にファミリーとして認められた。 そして隼人君は武君の胸倉を掴んで、よくやった、と言った。 なんだかんだで認めたみたい。 でもそこから、二人の喧嘩(てか漫才)が始まった。 「10代目を守ったんだ。ファミリーと認めねーわけにはいかねぇ でも10代目の右腕はオレだからな、おまえはケンコー骨だ」 その隼人君の発言に大爆笑の武君。 …そして真剣な顔になった武君は、隼人君に張り合うように、おまえは耳たぶってことで、とか言ってる。 二人の゙ツナの右腕合戦゙開幕。 …それが終わって、武君が部活にいくと言った。 頑張ってね、と言おうとしたら 武君の衝撃発言。 (しっかし、さっきの爆発といい 最近のおもちゃってリアルな〜〜〜) (………天然って怖い) [*前へ][次へ#] [戻る] |