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花束を見て手塚は疑問を抱いた。


まじまじと花束を見ていると、中に何やら四角いカードを発見した。

カードを取り出し、記されている文字を目で追った。



Dear My Sweet honey Tezuka.



from keigo Atobe.



・・・・ 

誰がマイハニーだ


・・・そうだ、こんな事をするのはアイツしかいない・・・



「手塚」

「なっ・・・」


カードをグシャっと握り潰していると、後ろから何者かの腕が回された。

振り向くと、そこにいたのはバラの花束の差出人・・・


「どういうつもりだ、跡部」

手塚の背中に、ご満悦な表情で跡部が抱きついていた。



「相変わらず照れ屋だな。素直に嬉しいって言えよな」

「全然嬉しくない。離れろ」

冷たく言い放ち、くっ付いている跡部をはらおうとした。



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