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『私も何かプレゼントしたいんだけど、何が欲しい?』


こんなにも素敵な物を貰ったのだから、お返ししないと気が済まない。


この問いに少し考えた後、光は口を開いた。



「じゃ、オーディオセット」


『・・・え』



お、オーディオセット・・・

高額すぎてすぐには買えないよ・・・




『え〜と、お年玉まで待ってくれる?お金無いし・・・』


「・・・冗談や」



『へ?じょ、冗談?・・・真剣に悩んだのにー!』



じゃあ、何が欲しいの?と聞こうとした。




しかしその言葉は、深い口付けによって遮られてしまった







「プレゼントはミナがええ」


唇を離した後、耳元で小さくこう囁かれた・・・






―END―




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あきゅろす。
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