Page.7 『私も何かプレゼントしたいんだけど、何が欲しい?』 こんなにも素敵な物を貰ったのだから、お返ししないと気が済まない。 この問いに少し考えた後、光は口を開いた。 「じゃ、オーディオセット」 『・・・え』 お、オーディオセット・・・ 高額すぎてすぐには買えないよ・・・ 『え〜と、お年玉まで待ってくれる?お金無いし・・・』 「・・・冗談や」 『へ?じょ、冗談?・・・真剣に悩んだのにー!』 じゃあ、何が欲しいの?と聞こうとした。 しかしその言葉は、深い口付けによって遮られてしまった 「プレゼントはミナがええ」 唇を離した後、耳元で小さくこう囁かれた・・・ ―END― [←Back][Next→] [戻る] |