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『あの〜・・・ジローくん?』

「なに〜?」



『い、いつから私達は付き合ってる事になったのでしょうか・・・?』


「え〜?そんなの昔すぎて覚えて無いC〜」


私の問いにジローは遠い目をして頭をポリポリかく。



そ、そんな昔から付き合ってる設定になってたんですか・・・




「ミナ〜・・・?」


唖然としていると不思議そうに名前を呼ばれる。




つ、付き合ってると思われてたんだ・・・

じゃあ、今まで片想いだと思ってた私っていったい・・・?




「でも、今までキスとかした事無かったよね。今日が記念日だね〜」


『そ、そうですね〜・・・』



何年も想っていた人とあまりにも呆気なく両想いになり、ガクっと力が抜けた。



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あきゅろす。
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