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今日もかなり銭湯は空いていて、女湯には今、私1人だけしかいない。


貸切状態の大浴場でのんびりとお湯に浸かっていると、隣の男湯の方から何やら賑やかな声が聞こえてきた。



『向こうは賑やかだな・・・』

男湯との仕切りを見た。



そういえば、さっきの・・・え〜と…あ、赤也くん!

赤也くん達もいるんだよね


赤也くんかぁ・・・
カッコ良くて可愛かったな〜・・・///


仕切りの向こうにいるであろう赤也を思い、少し顔が赤くなった。




「よし、行け!」

「うわっ!押さないで下さいよ!」


「いいからッ」

「ちょ・・・!そんな物投げないで下さい!!」


男湯の方から、かなり近くで声が聞こえた。


『何話してるのかな・・・?』

会話内容が気になり、仕切りの壁に耳を付けた。
すると・・・



カコーンっ


『痛っ!』



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