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小説
俺様生徒会長様の秘密

カリカリカr「だーっ!!!終わらねー!!!」

そう言って机に突っ伏す俺こと城ヶ崎 誠〈じょうがさき まこと〉はここ白薔薇学園の生徒会長だ。

ここ白薔薇学園は全寮制の男子高校で、所詮金持ち学校だ

思春期の男共がろくに外にも出れない環境に3年間過ごすとなると、同性愛がどうしても盛んになってしまうのだ
更に、抱きたい、抱かれたいランキングという(巫山戯た)もので生徒会役員共、風紀委員長が決まるという制度があった

178cmある均等の取れたしなやかな身体、サラサラと靡く地毛の金髪、心を見透かされているような漆黒の瞳
そんなどこにいても目立つような男が生徒会長になるのは必然であった。

しかし、完璧な俺様生徒会長様と言われている俺にも秘密‥‥と言うか弱点があったりする

目の前の書類、書類、書類!
それはもう机の表面が見えないくらい書類に埋め尽くされていた
「なんで俺がこんな目に遭わなければならんのだ‥‥グスッ」

そう、涙脆いのだ

俺だって人間なんだ!悲しい時ぐらい泣いてもいいだろう?!

この秘密を知るものは今のところ0人だ
ガラスのハート過ぎて何かを言われたら直ぐに泣いてしまいそうになるが、必死に堪えてきて1年。
この生活があと2年も続くとなると少し憂鬱だが、バレると馬鹿な輩が襲ってきたり(そういう意味で)という心配があるんだ

ちなみに俺には好きな人がいたりする。まぁそいつには嫌われているが‥‥グスッ







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あきゅろす。
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