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長編小説
後日談(拍手にて5/12〜6/22公開)
彰が運転する車に乗って、今日から一泊旅行に出かける。
兄弟だけで旅行に行くのは初めてで、亨は有給休暇を使って、後部座席にその身をおさめていた。

そんな亨の下肢は、オムツ1枚のみ。
そして、そのオムツの中で、亨の尻は太いバイブをくわえこんでいた。

亨の隣には当然真が座っていて、さきほどからずっと、オムツ越しに亨の性器を愛撫している。

「ん…っ。やだ…ぁ…っ」

オムツ越しの刺激はまどろっこしくて、亨は腰を揺らめかせて、更なる愛撫をねだる。
が、真は全然聞いていない様子で、一向にちゃんとした刺激を与えてくれない。

運転席にいる彰はといえば、カーステレオの音楽に合わせて鼻歌を歌っていて、後部座席のことなど、一切気にしていない様子だった。

尻から与えられる微弱なバイブの刺激と、オムツ越しのもどかしい真の愛撫。
けれど亨は達することを許されず、ただ快楽に喘ぐしかできなかった。

しかも、そんな状態でありながら、亨は尿意を催してしまった。
勃起している最中だというのに、一度自覚し始めた尿意はどんどんと膨らみ、あっという間に限界を訴える。

「彰っ。あきら、おしっこ、出るっ。も、だめ…っ。漏れちゃうよぉ…っ」
「だーめ。もうちょっと我慢しな」
「やぁぁ…っ。だめぇ…っ!」

ふるふると首を横に振りながら、亨は勃起した性器から、シャアァァァ――ッと勢いよく小便を吐き出した。
ジョボジョボとオムツの中に吐き出された小便は、すぐに吸収されるが、その分オムツがもこもこと膨らむ。

「あーあ。全然我慢できてないじゃん。ダメだな、兄貴は」

すぐ隣で、亨のオムツが黄ばみながら膨らむのを見ていた真は、呆れたようにため息をつく。
それさえも刺激になるのか、亨は気持ち良さそうに喘いだ。

小便を吸い込んだオムツは、時間が経つと少し冷たくなる。
それが気持ち悪くて、亨はモジモジと腰を揺すった。

「彰。オムツ替えて。おしっこ、気持ち悪い」
「ダメだって。だから我慢しろって言ったんだよ。しばらく車を止めるところがないから、そのままでいて」

そうは言われても、気持ち悪いものは仕方がない。
亨は居心地悪そうにもぞもぞとしていたが、それを見た真が、いたずらを思いついたように笑みを浮かべて、手にしていたバイブのスイッチを最強にした。

「ヒアアァァァァ――ッ!」

ビクビクと体をけいれんさせながら、亨はその場にうずくまる。
尻をかき回すバイブの動きはかなり激しいもので、そのくせ性感帯をピンポイントで刺激して来る。

後部座席にしがみつき、体をビクビクとけいれんさせて、悲鳴とも喘ぎともいえる声を漏らしながら……亨は性器に触れることなく吐精した。

「あーあ。おしっこまみれのオムツの中に、今度は精液までお漏らししちゃったね。でもサービスエリアまでどうしようもないし、我慢しなきゃな」

ケラケラと笑って言う真の顔は、心底楽しそうだ。
快楽に潤んだ目でそんな真を見上げ、亨は薄っすらと微笑んだ。

一見するとイジメのような行為だが、そこにはしっかりと愛情がある。
そのことを一番知っているのは、亨自身だ。
だからこそ、双子の弟たちに何をされても、亨は享受することができる。

それから車は1時間近く高速を走り、ようやく止まったサービスエリアで彰がオムツを交換してくれる。
それからまた車で走って、チェックインの時間早々にホテルに着いた。

部屋に入るなり、真は欲望が溜まりまくっていたかのように、乱暴に亨をベッドに押し倒した。
亨もそれは同じで、もどかしそうに服を脱ぎながら、真の愛撫を受け止める。

その間、彰は荷物を片づけて、さっさと部屋から出て行ってしまった。
それには構わず、真は亨の体を思う存分堪能した。

「あぁぁ…ッ。イくぅ…ッ。も、あ、アァァァ――ッ」

大きく足を広げて、その間に収まった真の体を両腕で必死に抱きとめ、亨は掠れた声で、心地よい悲鳴を上げた。
同時に、真のてのひらへと精液をぶちまける。

吐精した快楽に震えている亨の体を、真は遠慮なく穿って、次いで、真も亨の最奥に精液を注ぎ込んだ。

すでにベッドは精液と汗でぐちゃぐちゃになっている。
が、それに構わず二人はぐったりとして抱き合ったまま寝転んでいた。

すると、まるでタイミングを見計らっていたかのように、彰が部屋へと戻って来る。

「おつかれ〜。温泉はけっこういいお湯だったよ。動けそうなら入って来たら?」
「アキ…。お前、何勝手に一人で風呂入ってんの?」
「そりゃ入るだろ?暇だったしさ」

素っ裸のままベッドに腰掛けて、真は唇を尖らせる。
その正面に立つ彰は、確かに湯上りらしく、ほんのり上気した頬で、にこやかにベッドに突っ伏す亨を見下ろした。

「あ。いいこと思いついた」
「よし。じゃあそれ、実行しよう」

名案とばかりに手を打つ彰に、内容も聞かずに真が即座に同意する。
何となく嫌な予感がしたため、思わず亨はベッドの上で逃げをうったが、まだ自由にならない体は、あっさりと双子に捕まえられた。

「温泉地で温泉浣腸〜」

歌でも歌うような口調で、彰はおのれの性器を取り出して、亨の尻へとあてがう。
さきほどまで真を受け入れていたそこは、いとも簡単に彰の性器を飲み込んだ。

ジョボジョボジョボ……

体内へと、彰の小便が注ぎ込まれる。
そこにはまだ、真が放った精液も残っているというのに、彰は遠慮なく、亨の体内に放尿した。

「ひあ…、あ、アァァ…ッ」

目を大きく見開いて、亨はビクン、ビクン、と体を激しくけいれんさせる。
彰が放つ小便がぽっこりとお腹を膨らませて、痛いくらいなのに、亨の性器はじわじわと勃ち上がり始めていた。

小便を終えた彰は、ゆっくりと性器を抜き出すと、すぐに亨の下肢にオムツをあてがった。

「やだ…っ。彰のおしっこ、出ちゃう…ッ」
「だめ。今度はもう少し我慢しなきゃ、亨兄も楽しめないよ」

オムツの上から、彰の手が亨の肛門をぎゅっと押さえる。
そのせいで、ヒクヒクとうごめく肛門は、今にも噴き出そうとしている彰の小便を吐き出せずに、ますますけいれんした。

「やぁぁ…っ。お腹、いたいよぉ…ッ。彰の、おしっこ、出させて…ぇ」

5分ほど我慢させられただろうか。
その時間は、亨にとってみれば永遠とも思えるほど長い時間で、このまま排泄できずに死んでしまうのではないかと思ったくらい、苦しかった。

もういいよ、と言いながら彰の手がオムツから離れた瞬間。

ブビビビビッ、ブボオッ、ブリュリュリュリュ――ッ

汚らしい音を立てながら、彰の小便と一緒に、亨の体内に溜め込まれた大便がドロドロと吐き出された。

おそらく茶色く色づいた小便が、ぐっしょりとオムツを濡らしている。
その上に、固形の便がドロドロと吐き出されて、オムツと亨の尻を汚しているはずだ。

「ひ、うぅ…ッ。う、ェェ…ッ」

ジクジクと痛む腹を抱え、壊れたように大便を吐き出す肛門は開きっぱなしで、亨は苦しそうにえづいた。
そのくせ、オムツの中でしっかりと、性器はそそりたっているのだが。

パンパンにオムツを膨らませて、ようやく排泄を終えた頃には、亨の顔は涙と涎でグチャグチャに汚れていた。

「あはは。ちょっと辛かったかなー、亨兄」

楽しそうに笑いながら、彰はパンパンのオムツを撫でて来る。
そうされると、オムツの中にたっぷり詰まった大便がかき回されて、更に亨の尻へとなすりつけられ、太股からは、漏れ出した大便が足を伝って零れ落ちた。

「彰。クソが漏れ出してる。さすがにヤバイって」
「うわ、マジで?」

慌てて亨を抱え上げて、彰が内風呂へと向かう。
その後に真も続いてやって来て、風呂場に座らされた亨は、そこでオムツを交換された。

開かれたオムツの中にはまんべんなく大便が広がっていて、亨の下肢は茶色く汚れていた。
それをシャワーで流して、綺麗になった亨の性器へと、真がさっそく手を伸ばして来る。

「は、あぁぁ…ッ」

お漏らししている最中からずっと勃起したままだった性器は、真に激しく扱かれて、あっという間に精液を吐き出した。

排泄と吐精の余韻で、ぐったりとしてしまった亨は、そのまま双子に体を洗われ、バスタオルで綺麗に拭かれてから、ベッドに寝かされてオムツを穿かされる。

なすがままになっていた亨は、オムツを穿かされてほっとしたのか、にこりと微笑んで、そのまま吸い込まれるように眠りについた。

「うわ。犯したくなるくらい可愛いんだけど」
「寝込みを襲うのはアリだと思うけどさ、今は止めた方がいいんじゃない?」
「あ、やっぱり?じゃあ、仲良く3人で寝るか」
「まだ昼間だけどな」

双子は楽しそうに笑い合って、それぞれ亨の右側と左側に寝転び、瞼を閉ざした。



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