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短編小説
リク:ひとりで我慢(小スカ)
リビング/小便排泄/着衣おもらし/大学生

さきほどから小便がしたくてたまらない。
けれど、トイレに行くつもりはなかった。

今日は、ずっと念願だったお漏らしをしてみようと、朝からトイレを我慢し続けていたのだ。
家族は夜まで帰って来ないし、玄関も窓もしっかりと鍵をして、カーテンを引いて中が見えないようにしている。

そして、家の中で唯一フローリングになっているリビングで、さっきから待機し続けていた。
というのも、風呂場でのお漏らしは少々味気ない。
が、絨毯や畳の上だと後始末が大変だし、わざわざビニールシートを敷くのも興ざめだ。
だったら、後始末が楽なフローリングで実行するべきだろう。

そう考えて、俺はさきほどからリビングの床にうずくまっている。
股間をギュッと押さえると、尿意が和らぐような気がした。
しかし、同時に、小便を我慢していると実感させられて、ますます気分が高揚した。

かすかに勃起した性器をどうしよう、と思いながらも、どんな風にお漏らししようかと考えるとますます興奮して勃起してしまう。

「あぁ…ッ。おしっこ、出そう…」

声に出してみると、ますますみじめっぽかった。
本当に漏らしてしまいそうで、ブルリと体が震える。
思わずギュッと股間を押さえると、少し痛かった。

「出る…っ。漏れ、ちゃう…」

声が漏れだすのが止められない。
言葉にするとますます情けなくてみっともなくて、更に興奮してしまう。
そのせいで、股間は痛いくらいに膨らんでいたが、扱くことはできなかった。
きっと、イッた瞬間にでも小便を漏らしてしまうだろう。
そんなもったいないことは、したくない。

だから勃起した性器を必死で押さえ込み、フローリングの床にぺたんと座り込んだ。
最初は足を伸ばした状態でいたが、今はもう、胡坐をかいた上に、かかとで股間を押さえつけ、更にその上から手で押さえている状態だ。

正直、股間の感覚がなくなっている。
もしかすると、じわじわと漏れているのかも知れない、と思うくらい、痛かった。

「あぁ……ッ。おしっこ、したいよぉ…」

おそるおそる、股間を押さえていたかかとを離してみる。
すると、ジュワッと小便が漏れたのがわかった。

「や、おしっこぉ…ッ!」

慌てて再びかかとで押さえ、俺は興奮に嬌声をあげた。
下着がじわりと濡れて、少し肌に張りついている。
その感触が気持ち悪くて、気分が高揚した。

「出る…ッ。おしっこ、出ちゃう…。我慢できないよぉ……」

ギュッと股間を押さえながら、どうやって漏らそうかと考える。
このまま我慢し続けて自然と漏れ出すのを待つのもいいが、すでに腹がキリキリと痛み、我慢するのも限界に近い。
どうせなら、盛大に漏らしてみたかった。

「おしっこ…ぉ。漏れる…ッ。出るぅ…」

かかとを股間から離し、足をM字に開いたら、ジュワッと勢いよく小便が溢れ出た。

「ひ…ぃぃ…ッ」

熱い水流が性器の中を駆け抜ける感触に、思わず体がブルリと震えた。
尿道口がパックリと開いたのが、感覚として、わかる。

「う、あぁ…ッ。や、あ、あ、あぁぁ…ッ」

ガクガクと体を震わせ、目を見開いて、開きっぱなしの口の端からは、涎が垂れていた。
それでも、喘ぎ声は止まらない。

勢いよく出始めた小便は見る見るうちに下着とズボンを濡らし、バシャバシャと音を立てながらフローリングに水たまりを広げている。

ジュゥッ、ジョロロロロッ、ジャアァァァァ――ッ

我慢に我慢を重ねた小便はなかなか止まらず、俺を中心として大きな水たまりが広がっている。
アンモニアの臭いが鼻をつき、それにますます興奮した。

「出ちゃった…。おしっこ、全部、漏らしちゃった…」

呆然と水たまりの中に座り込み、俺は小便を漏らし尽くした性器へと手を伸ばす。
漏らす前からずっと勃起していた性器は、小便に濡れたズボンの上からギュッと押さえただけで、あっけなく弾けた。

しかし、それだけではもちろん足りず、小便に濡れたズボンと下着を下ろして、むき出しの性器に再び触れる。

「お漏らしチンポ、気持ちいいよぉ…ッ」

そこで俺は、気がすむまでオナニーをし続け、ようやく後片付けをして、親が帰って来た時には、何食わぬ顔で彼らを出迎えた。

次の機会には、うんこも漏らしてみたいと思う。



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