短編小説
リク:お腹が痛すぎて(大スカ)
トイレ/大便排泄/下痢/介抱
友人と買い物をしている最中、急な腹痛に襲われた。
慌ててトイレに駆け込んで事なきを得たものの、その後何度も腹痛に襲われて、買い物どころではなくなってしまう。
何度目かのトイレで、心配した友人が一緒について来た。
正直、お腹を壊している状態では、あまり知り合いに近くにいられたくない。
臭いもひどいし、排泄音もすごいのだ。
それがわかっているのかいないのか、友人は平気な顔でついて来て、更には一緒の個室に入って来た。
幸い、トイレ内には全く人気がなかったので、誰かにとがめられることはなかったが。
だからといって、一緒の個室にいるのはムリだ。
「おい、いい加減にしろよ」
腹痛がひどくて、排泄欲も切羽つまっているせいで、声に棘が入ってしまっても仕方がないだろう。
しかし、友人はヘラヘラと笑いながら、ムリすんなよ、と宥めて来る。
「ほら。早くしないと漏らすぞ?さすがにこの年でそれはないだろ?」
それは最もだが、二十歳も越えた社会人が、友人と一緒の個室に入っているのもあり得ない。
しかし、さすがに腹痛には勝てなかった。
渋々と、それでも友人にあまり見られないよう、ズボンと下着をずり下げて、便座に腰を下ろした。
腹痛はますますひどくなり、思わず前屈みになってしまう。
それを見て、友人が腹へと手を伸ばして来て、優しく撫でさすってきた。
ギュルルッ
友人に触れられたせいか、偶然なのか、急に腹が唸り声を上げた。
確実に、目の前にいる友人には聞かれてしまった。
思わず頬を染めて、顔を隠してしまうが、友人は特に何も言わず、優しく腹を撫でるばかりだ。
グリュルッ、ブブッ、
今度はおならが出てしまった。
ヒクヒクと肛門がうごめいて、中に詰まっている便を吐き出そうとしている。
「おい、いい加減離れろよ」
「いいから、そのままやれよ」
「冗談じゃねえ!」
「オレは気にしないから、大丈夫だって」
さわやかな笑顔を浮かべてそんなことを言ってくる友人が、妙に恐ろしく感じた。
コイツは一体、何がしたいのだろう。
そう思うと、かすかな恐怖に支配されそうになったが、それよりも腹痛が耐え切れなかった。
ブブーッ、ブリブリブリブリッ、
友人の手に腹を撫でられながら、開ききってしまった肛門から泥水のような軟便が噴き出した。
ビチビチビチィッ、ブブブッ、ブリュルルルッ
ブボッ、ブビビビビッ、
汚らしい音が絶えず聞こえていて、そのたびに悪臭を振り撒きながら軟便が飛び出す。
時折おならと一緒にボフッ、とかブビィッ、とか変な音を漏らしながらも、大便はずっと排泄され続けた。
ブリブリブリッ、ブブブッ、ブボッ、
ブリュルルッ、ビチビチビチビチッ、
ブッ…ブブーッ、ブビビビッ、
どのくらいの時間が過ぎたのだろうか。
痛みと羞恥とで、あまり時間の感覚がわからない。
けれど、大量に排泄してしまったというのは、何となくわかっていた。
ようやく排泄が止まったのが友人にもわかったのだろう。
腹を撫でていた手を止め、放心して身動きできずにいる俺に変わって、ウォシュレットを起動させた。
機械音を奏でながら出てきたウォシュレットだが、どうやら強に設定されていたようだ。
何度も下痢便を排泄している肛門はすっかり開ききっていて、強めに設定された温水がすんなりと中まで入ってきてしまう。
「ひぃ…ッ」
温水が体内に入って来る感覚に体を震わせるが、友人は何が起こっているのか、理解できていないらしい。
俺は慌ててウォシュレットを止めた。
と同時に、体内に入っていた温水が、勝手に排泄を始めてしまう。
ブジュルルッ、ブビッ、ブチブチブチッ、
水音と共に、まだ多少は残っていたらしい大便も吐き出されて、俺は羞恥に顔を真っ赤に染めた。
友人は特に気にした様子もなく、トイレットペーパーを巻き取っているが、さすがにそこまで世話をされたくない。
俺は慌てて友人の手からトイレットペーパーを引ったくり、友人には後ろを向かせた。
とはいえ、拭き取る音は消せないので、トイレットペーパーで何度も肛門を拭き取る音は、丸聞こえだったが。
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