短編小説 リク:尿検査(小スカ) 病院/小便排泄/自然排泄/衆人環視/高校生 体調が悪くて病院に行ったら、尿検査をすると言われた。 紙コップを渡されて、丁寧に説明されるが、正直、トイレは少し前に済ませていて、出るはずもない。 それでも一応、トイレに行ってみたものの、やっぱり出なかった。 水を飲んで尿を出やすくしてみましょう、と看護師に言われて、備えつけられているウォータークーラーの水をがぶ飲みする。 しかし、それでも尿意は訪れない。 待合室でぼんやりと尿意が高まるのを待っていたが、どうしたわけか、一向にやって来なかった。 何度もウォータークーラーの水を飲んでいるせいで、正直腹はタプタプしている。 後から診察に来た人が、どんどんと診察室に入って行って、去っていく。 それを見送りながら、なぜ病院に来てまでこんなに苦しまなければならないのだろう、と疑問に思った。 多少しんどさはあるものの、学校を堂々とサボれてラッキーと思っていたが、その状態が2日も続けば自分の体調が気になって、意を決して病院へとやって来たのだが。 まさかその病院で、こんな羞恥を受けるハメになるとは。 いくら待っても尿を取れないことに業を煮やしたのか、再び診察に呼ばれ、そこで医者と看護師の前でズボンと下着を脱がされた。 診察ベッドに浅く腰をかけた状態で、性器の前に紙コップをあてられる。 しかし、そんな状況で小便などできるはずもなく、羞恥に顔を赤く染めながら、必死で下腹部に力を込めてみたものの、一向に出ない。 「なかなか出ないね」 まだ若い男の医者は、首を傾げながら性器をつまんで来る。 どう反応していいかわからず、硬直したように動けない。 看護師もまだ若い男だったからよかった。 これがきれいな女性だったら、性器が硬くなってしまい、恥の上塗りをしていたかもしれない。 「緊張して出なくなってるのかな?ちょっと触ってみるね」 親切そうに微笑んで、医者は性器を緩く扱き始める。 ヒクっと震えて、身体をますます強張らせた。 まさかそんなことをされるなんて、思っても見なかった。 他人の手に初めて扱かれ、情けないことにゆるく立ち上がってしまう。 そこで医者は、性器の先端を、指でグリグリと撫で始めた。 「は、あぁ…ッ」 かみ締めた唇が緩く開いて、思わず喘ぎ声が漏れてしまう。 慌てて片手で口を塞いだが、医者や看護師には十分聞こえていただろう。 「大丈夫だよ。若いんだから、仕方ないし」 「気持ちよくなって、ついでにおしっこもしちゃおうね」 にこにこと微笑みながら言われた言葉に、ますます恥ずかしくなる。 けれど、医者の手はグリグリと先端を器用に撫で回し、時折爪で引っかくようにされ、そのたびに喘ぎ声が漏れてしまった。 「ひ…や、あぁ…ッ。あ、あぁ…んッ」 診察ベッドのシーツをつかみ、腰を突き出すようにして、医者の手に身を委ねる。 頭の中が真っ白になって、自分が何のためにここにいるのか、わからなくなった。 「イくぅ…ッ。やだ…ぁ。イっちゃうぅ…ッ」 「出しちゃっていいよ」 あまりの快感にわけがわからなくなっていたものの、それでも多少理性は残っていて、イってしまうことに抵抗があった。 けれど、医者に優しく言われ、更に性器を強く扱かれて、あっけないほど簡単に達してしまった。 気づかない間にティッシュを被せられていて、粘ついた精液が吸い取られた。 「あ、ぁぁ…ッ。ふ、…ぅ…ッ」 ヒクヒクと腰を震わせ、射精の余韻に浸っていると、急に尿意が沸き上がってくる。 「あ、やぁ…ッ」 自分では止められないほどの急激な尿意に、おののきながら悲鳴を上げ、顔を真っ赤にして股間に手をやろうとした。 すると、こちらの心情がわかったのだろう、医者はまた、優しく微笑んでくれる。 「じゃあ、ここにおしっこを出して」 性器の先端へと紙コップがあてがわれた瞬間、意図するまでもなくシャアッと小便がほとばしった。 ジョボジョボと音を立てながら、紙コップに小便が放たれる。 羞恥で涙ぐみながら、紙コップに並々と満たされる小便を見つめていると、再び性器が硬くなるのを止められなかった。 [*前へ][次へ#] [戻る] |