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短編小説
リク:我慢の果てに(大スカ)
トイレ/大便排泄/便秘/放屁/青年

かれこれトイレにこもって、どのくらいの時間が過ぎただろうか。
便座に座って息んでみるものの、カチカチに固まったモノは一向に出る気配がない。

「ふ…んッ!はぁ、あ…っ」

顔を真っ赤にして、力一杯腹筋を使ってみたが、効果はない。
それなのに、腹部を圧迫する痛みはずっと続いている。

「ん、あぁ…ッ。は、…ふぅ…!」

パンパンに張った腹をさすり、痛みに顔をしかめながら何度も息んでいると。

ブウゥ〜ッ

物凄い音の屁が漏れた。
その後、思わず自分でも鼻をつまんでしまうくらいの、臭気。
溜まっていたガスが出ているようだ。
これで何とか、便の方も動いてくれるといい。

そう思いながら息むのだが、その後もずっと屁が放たれるだけだ。

ブブッ、ブ〜ッ、ブボッ、

あまりの臭気に自分で耐えられなくなって、ドアを開けた。
どうせ一人暮らしの、誰もいない家の中だ。

「う、あぁ…ッ。あ…ッ。は…ぅッ」

息むたびに屁を漏らし、それでも必死で踏ん張っていると、どうやら少しずつ便が動き始めたようだ。
痛みも増してきたが、それを我慢して、目尻に涙を浮かべながら息み続ける。

「はあ、あ…ッ。あ、あぁ…ッ」

息み続けたせいか、少し酸欠気味になって、喘ぎながらも更に踏ん張ると、ようやく、肛門が中からぐっと押し広げられた。
慌てて尻へと手を回し、左右に割り開いて、排便を手伝う。

「ンーッ。あ、ぁぁ…ッ」

身体を揺すったり、尻を広げたり、腹を押したりと、忙しなく排便を促していると。

めいいっぱい開ききった肛門がピリッとさける感じがして、アッと思ったものの、後もう少しだ、と自分を奮い立たせた。

ブブッ、ブッ、

開ききった肛門から、カチカチに固まった便が顔を出しているのが、感触としてわかる。
それは肛門から顔を出したまま、しばらく動きそうになかった。

右手の人差し指にトイレットペーパーを巻きつけて、その手で出かかった便を必死でかき出す。
コロンとした塊が便器に転がり落ち、けれど、まだ肛門は大便に栓をされたままだ。

何度も何度も、小さなカケラをかき出して、溜まりに溜まったモノを吐き出そうとする。

コロコロと小さなカケラがいくつも転がり落ちて、ようやくグルグルと腹が扇動しはじめた。

再びぐっと息むと、体内でズルリと便が動くのがわかった。
ようやく出てくれそうだ、と思うとついニヤけてしまう。

「う、は、あぁぁ…ッ」

最後の一息とばかりに息んだら、パックリと肛門が開いた。
そして、太く硬い大便が、ズルリ、ズルリと動き始める。

水分をなくした便は、いびつな形をしているようだ。
ごつごつとした感触が、肛門を擦り、それが変な感触を与えてくれる。

「ひぅん…ッ。や、はぁ…ッ」

思わず甲高い声を上げてしまい、そんな自分の声にビックリした。
けれど、ズルズルと便が肛門をするたびに、体がビクッと反応して、そのつど妙な声が出てしまうのを止められない。

「はぁ、んッ。ひ、やぁ…ッ。あ、あぁん…ッ」

ブリブリブリブリッ、ブボボッ、ブリュルルッ、

栓になっていた硬い大便が抜け落ちたせいで、排便の勢いは更に増した。
息まなくても次から次へと便が出て行く。

そのたびに身体を震わせ、快楽の声を上げながら、無意識のうちに性器へと手を伸ばした。
そこは芯を持ち始め、頭をもたげていた。

「や、あぁぁ…ッ。ふ、ぅ…ンッ。は、あぁ…ッ」

ニチャニチャと音を立てて性器を扱きながら、ブリブリと排泄する。
そんな背徳的な行為にますます悦楽を感じて、ついに、排泄をしながら射精してしまった。




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あきゅろす。
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