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短編小説
リク:まさかの快楽2(大スカ)
大便排泄/着衣おもらし/後始末/エロ/大学生

講義中に腹具合が悪くなった綾瀬は、少し困ったように周囲に視線を走らせた。

ほとんどの人間が講義に集中しているが、1人だけ、少し離れたところに座っていた帯川と目が合ってしまう。
しかし、あの日以来気まずくて、思わず視線をそらしてしまった。

が、一度気になり始めた腹痛は、決して消え去ることはない。
しかめっ面で痛みと、じょじょにわき上がりつつある便意を堪えていると。

ふいに教室内がざわめいて、綾瀬は何事かと顔を上げた。
すると、目の前に帯川が立っている。
ギョッと目をむき、何か言おうとした綾瀬だったが、その前に帯川に腕をつかまれて、足早に教室から連れ出されてしまった。

帯川が何をしたいのかわからないまま、綾瀬は強引に引っ張られ、廊下を覚束ない足取りで歩く。
その間も腹痛は絶えず続いていて、時折便意が強まるために、帯川につかまれていない方の手で、こっそりと尻を押さえた。

「お、帯川…っ」

こちらを見ようともしない帯川が向かう先は、すぐ近くにあるトイレだ。
きっと、目が合った時に綾瀬の状況がわかって、助け舟を出してくれたのだろうということはわかる。
しかし、あまりに切羽詰っているせいで、ありがたいと思う反面、ちょっと困った事態になっていた。

強引に引っ張られているせいで、大股で歩かなければならず、そうするとあまり括約筋に力を込めることが出来なくなるのだ。
そのせいで、さきほどからずっと、ブブッ、ブリッ、とおならが出ていて、そのたびにジワジワと肛門が開いている。

「待って、帯川」

ヤバイ、と思った綾瀬は少し声を大きく上げて、つかまれた腕を自分の方へと引き寄せた。
それでようやく気づいたのか、帯川がハッとしたように立ち止まり、綾瀬をゆっくりと振り返る。

ブリブリブリブリッ、

ゆっくり歩いてくれるように抗議するつもりだった綾瀬だが、立ち止まった瞬間、ぐっと堪える暇もなく、肛門から大便が漏れ出してしまった。

「ひ、あぁ…ッ」

慌ててぎゅっと尻を押さえると、ズボン越しにグチュッとした感触が伝わってきた。

ブブーッ、ブリブリブリッ、
ブチブチブチブチッ、

綾瀬はその場にずるずるとしゃがみ込み、ずっと我慢し続けていたものをすべて、下着の中に吐き出した。
その間、帯川は呆然としたように、目の前にしゃがみ込む綾瀬を見つめていた。

大便を受け止めた下着が、もったりと重くなっている。
このままトイレに行くのはゆううつだな、と思いながら目の前に立つ帯川を見上げた綾瀬は、ギクリと背を震わせた。

じっと見つめて来る帯川の目が、あの時と同じように興奮している。
そして、そんな帯川の目に見つめられている内に、綾瀬自身も興奮し始めてしまった。

「トイレに…早く、行かないと」

ぼんやりとそんなことを呟いた帯川は、はっとしたようにしゃがみ込んだままの綾瀬をゆっくりと抱き上げた。

「お、おい、帯川」
「なるべく、このまま運ぶから」

姫抱きにされた綾瀬の尻部分は、大便を含んで垂れ下がっている。
そこから臭気が漂っているのに、互いの鼓動が高鳴りすぎて、全く気にならなかった。

幸い、トイレには誰もいなかった。
帯川は個室の便器にそっと綾瀬を下ろして、ドアを閉める。
それから、綾瀬に向かい合い、ズボンのベルトを外した。

「後始末、してやるだけだから」

まるで自分に言い聞かせるようにそう言った帯川は、ごくりと生唾を飲み込んだ。
そんな帯川に促されるように、綾瀬は自分でズボンと下着を脱ぎ捨てる。

下着にはべったりと大便が付着していて、それはズボンにまではみ出していた。
当然、尻にもべったりとついているし、股間も汚れまくっている。

帯川は、丁寧な手つきで、それらの汚れを何度もトイレットペーパーで拭ってくれた。
優しい手つきで拭われるたびに、綾瀬の性器がムクムクと反応してしまう。
駄目だと思えば思うほど、帯川の手つきが気になって仕方がなかった。

「ん、あぁ…ッ」

意図したのか、帯川の手が綾瀬の肛門を拭いた瞬間、ビクリと身体を震わせながら、綾瀬の口から嬌声が零れ落ちる。
慌てて口を塞いだが、ビックリしたようにこちらを見ている帯川の目は、次第に綾瀬の股間へと移動していった。

見つめられて、ますます綾瀬の股間はいきり勃ってしまう。

「お、帯川……っ。ごめん、もう、我慢できない」
「ん。俺も、お前に悪いって思ったけど…」

恥ずかしそうに頬を赤らめて、綾瀬は正直に告白した。
すると、帯川は綾瀬の手をつかんで自分の股間へと導く。
触れた帯川の性器は、ズボンの中で勃起していて、互いに同じ感情を抱いていたのだと思うと、ますます顔が赤く染まった。

綾瀬は急いで帯川の前を寛げて、窮屈そうにおさまっていた性器を取り出した。
すでに先走りの液を零していたソレを扱いてやると、クチュリと卑猥な音がした。

「ん、あ…ッ。ふ、うぅ…ッ」
「きもち、いぃ…ッ」

互いの手で、互いの性器を扱き合い、あっという間に吐精する。
しかし、それだけは足りない。

綾瀬は意を決したように帯川へと背を向け、さきほどまで帯川に拭われていた肛門を、おずおずと両手で開いて見せた。

「ここに…。帯川の…、いれて、いいよ」
「でも、お前…」
「いいんだ。帯川だから、いい」

じっと見つめると、帯川は小さく頷き、綾瀬の唇へと優しいキスを落とした。
そして、いつかのように、肛門へと指を入れられる。

「やぁ…ッ。あ、アァァ…ンッ」

前立腺を刺激されると、あられもない声が漏れだして止まらない。
何度も指を出し入れされ、次第に指を増やされて、いつの間にか綾瀬は再び吐精していた。
それでも熱い身体はおさまらず、更に太く硬いモノを熱望している。

「も、早く…ッ。帯川ぁ…ッ。いれてぇ…ッ」

正気であれば赤面しかねないセリフを、あられもなく言いながら、綾瀬は両手でぐっと尻を開いてみせる。
まるで催促するように肛門をパクパクと開閉させ、更に、尻を帯川の方へと突き出した。

そんなことをされてはこらえ切れずに、帯川はやや乱暴に綾瀬の腰をつかみ、一息におのれの性器をうずめる。

「は、あぁぁぁ…ッ」

びくん、と大きく背をしならせて、綾瀬が苦しそうに喘いでいる。
そのくせ帯川のモノを締めつけて離さず、帯川はその締めつけに逆らうように、強引に抽挿を始めた。

「や、あぁぁ…ッ。いぃ…ッ。もっと…ぉ!」

最初こそ苦しそうだった綾瀬は、自らも腰を降り始め、淫らに帯川を求める。
その姿にますます興奮して、帯川は荒々しく綾瀬を攻め立てた。

最奥をうがったとたん、触れてもいない綾瀬の性器から精液が噴き上がり、肛門がヒクヒクと忙しなく蠢動した。
その締めつけに逆らえず、帯川は綾瀬のナカをしとどに濡らす。

「ひ、あぁ…ん…ッ」

気持ち良さそうにひくひくと喘いでいる綾瀬の中から抜け出し、帯川は再び綾瀬に口づけた。

「今更だけどさ。お前のこと、けっこう好きみたいだ」

こんなことまでしておいて今更だとは思ったが、帯川はそう言わずにいられなかった。
とろんとした目を帯川に向けた綾瀬は、しばらくしてからふわりと微笑む。

「ああ、そうだな。うん、俺も好きだよ。――多分」
「多分って!」

がくりと肩を落とす帯川を見て笑った綾瀬は、気だるそうに便器へと腰を下ろす。
その瞬間、あ、と小さく叫んだ。

「どうし……」

首を傾げながら帯川が問いかけたと同時に。

ブチュブチュブチュ――ッ

水っぽい排泄音がして、綾瀬が恥ずかしそうに顔を赤らめて、そっと俯く。
暫く続いた排泄音を無言で聞いていた帯川は、再びトイレットペーパーで綾瀬の尻を拭ってやった。



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