短編小説
リク:ラブラブ親子(小スカ)
小便排泄/オムツおもらし/オネショ/息子×父親
飲み会で遅くなる、という連絡は以前から聞いていた。
けれど、日付が変わっても一向に帰って来る気配のない父親が心配で、ミツヒロは何度もメールを入れ、電話もしていた。
が、一向に返事がない。
心配性だと思われても仕方がない。
物心ついた時からずっと、父子2人で暮らして来たのだ。
ミツヒロも高校生になり、それなりに反抗期は迎えたものの、それとこれとは別だった。
結局父親が帰宅したのは、午前2時を回った頃だった。
しかも、べろんべろんに酔っ払っていて、恐らく明日は記憶を失くしているだろう。
何となくムカついて、ミツヒロは酔っ払った父親をベッドに押し込むと、何らかの報復がしたくなって来た。
朝、父親が目を覚ました時に、彼を驚かせるような何かはないだろうか。
ムカつきながらも少し楽しくなって来て、ミツヒロは必死に考えた。
今日は金曜日で、明日明後日はミツヒロも父親も休みだ。
そこでミツヒロは、父親に恥ずかしい格好をさせようと思い立ち、家を出た。
どんな格好が一番恥ずかしいだろうか、と考えながらコンビニをうろつき、そこでひとつのモノを目にとめる。
ミツヒロは即座にそれを購入して、家へと急いだ。
父親の部屋を覗くと、ぐっすりと眠り込んでいる。
おそらく、少々の事では目を覚まさないはずだ。
ミツヒロは鼻歌でも歌いかねない上機嫌で、父親のズボンと下着を脱がしてしまい、その代わりに、買って来たばかりの大人用の紙オムツを穿かせた。
いい年をした大人が、かなりみっともない格好だ。
楽しくなって来たミツヒロは、まず証拠として写メを何枚か撮った。
明日の父親の反応が楽しみだと思ったものの、直にその様子が見たくて、父親の隣へと潜り込む。
さすがに狭くて寝苦しかったが、いつの間にか眠気が押し寄せていたらしい。
ぐっすりと眠っていたら、怒鳴り声と乱暴な揺すられ方で、ふいに覚醒させられた。
「ミツヒロ!なぜここにいるんだ?それに何だ、この格好は!」
目を覚ました父親は、案の定パニックを起こしていた。
それはそうだろう。
なぜか息子が横に寝ていて、しかも自分はオムツ姿なのだ。
ミツヒロを起こす前にオムツを外せばいいのに、気が動転しているせいか、オムツ姿のままミツヒロに詰め寄っている。
「オヤジ、記憶にないの?」
「な、何が…?!」
上擦った声を返して、父親は目を見開き、ミツヒロの言葉の続きを待つように、ごくりと生唾を飲み込んだ。
ミツヒロは特に何も言わず、父親のオムツ姿をじっと見つめる。
それが恥ずかしかったのか、父親は足を閉じて、布団を引き寄せた。
「それ、いつまで穿いてんの?それとも、俺が脱がせてやろうか?」
面白そうに言うと、父親はますます引きつったような顔で、ミツヒロから距離を取ろうとする。
その行動に、ミツヒロはピンと来た。
「もしかしてオヤジ、漏らしちゃってたりする?」
「な、な、何を……ッ」
ミツヒロが意地悪く笑いながらそう言ったとたん、明らかに動揺したように父親が首を横に振る。
呂律が全然回っていないし、どう見てもミツヒロの言葉を肯定しているとしか思えない。
まあ、かなり酔っ払っていたし、その割にぐっすり眠り込んでいたし、酔いが深いとオネショをしてしまうことがあると聞いた事はある。
まあ、実際に見たことはないが。
俺は素早く父親が抱えている布団を剥ぎ取り、オムツへと手を伸ばした。
押さえると、グチュッと水音がして、湿っているのがわかる。
父親は顔を真っ赤にして、恥ずかしそうにミツヒロから逃れようとしていたが、ミツヒロは逃さなかった。
父親の抵抗を片手で押さえつけ、もう片方の手でオムツを器用に脱がせる。
すると、小便で黄色く染まったオムツが姿を現し、父親はますます、居たたまれなさそうに縮こまった。
「すげーな、オヤジ。けっこうな量が出たみたいじゃん」
「や、止めなさい」
「いいじゃん、別に。男同士なんだし、気にすんなよ」
「そういう問題じゃない!」
必死で抵抗する父親に構わず、ミツヒロは濡れそぼった股間を綺麗に拭って、それからまた、新しいオムツを穿かせてやる。
かなり抵抗されたが、それでも何とか父親にオムツを穿かせ終わると、さすがに疲れて息が上がった。
「どういうつもりなんだ、ミツヒロ」
「ん?オヤジのオムツ姿がけっこう可愛かったから。なあ、今度は俺の目の前でお漏らししてみせてよ」
「い、嫌だ!」
真っ赤に染まっていた顔が、一瞬にして青くなった。
もしかして、寝起きのせいで、尿意があるのかも知れない。
オネショをしてしまったとはいえ、その後にも小便は溜め込まれているだろうし、何せ、昨夜はべろんべろんに酔っ払っていたのだ。
きっと尿意もハンパではないのだろう。
ミツヒロは逃げようとする父親を抱きしめて、甘い声でおねだりして見た。
更に抵抗されたが、さきほどより少し力が弱いような気がする。
気のせいではない気がして、ミツヒロは更におねだりしながら、抱きしめた父親の腹を押した。
「や、止めなさい、ミツヒロ!」
抵抗が激しくなった父親だったが、何度か腹を押していると、急にぴたりと抵抗を止めた。
ふと父親の顔を見ると、真っ赤になって、かすかにプルプルと震えている。
ミツヒロはそっと手を伸ばし、オムツの上から父親の性器に触れてみた。
ジョボジョボジョボ……、と今まさに小便が吐き出されているのが、オムツ越しにわかる。
温かい小便をオムツが吸い込み、パンパンに膨れ上がっていた。
ミツヒロは感動したようにその様子を、ただじっと見つめ続けていた。
放尿を終えた父親は黙り込んだまま、じっと俯いている。
その顔を覗き込むと、目尻にはかすかに涙が滲んでいた。
ミツヒロはぎこちなく父親の頭を撫でる。
「ごめん。意地悪したかったわけじゃないんだ。あんまりオヤジが可愛かったから、調子に乗っちゃった」
そう言うと、キッと涙目で父親が睨みつけて来る。
それから、呆れたように嘆息して、今度は父親がミツヒロの頭を撫でた。
「まあ……。たまになら、付き合ってやらんでもない」
「ホント?!」
「でも、たまにだぞ!それから、今日はもう駄目だからな!」
恥ずかしそうに言う父親にますます縋りついて、ミツヒロは喜びをあらわにする。
そんなミツヒロの態度に、まんざらでもなさそうな顔をして、父親は必死で威厳を保とうとしていた。
そういうところが可愛いんだ、とは口が裂けてもいえないが、ミツヒロはニヤニヤとした笑いを止められなかった。
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