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短編小説
リク:繰り返しの悲劇(大スカ)
大便排泄/着衣おもらし/嘔吐/下痢/社会人

どうやらひどい風邪をひいてしまったらしい。
そう気づいたのは、目が覚めた瞬間、吐き気を催したせいだ。

慌ててトイレに駆け込もうとしたが、熱があったのか身体がふらつき、まともに歩く事が出来ない。
這うようにトイレを目指していた途中、力尽きて廊下で嘔吐を始めてしまった。

「おぇぇっ!ゲェ…ッ、ガ、ゴバッ!」

ビシャビシャと勢いよく、廊下に吐寫物が撒き散らされる。
その酸い臭いが更に吐き気を催して、俺は更に吐いてしまった。

「ゲボォッ。…う、ウェェ、ガフッ、オエェェ…ッ!」

一向に吐き気はおさまらず、胃がキリキリと痛む。
その内便意まで催して、俺は慌てて這いながらトイレを目指した。

その間も吐き気は強まり、時折立ち止まって少量を廊下にもどす。

「ウエェッ、…ゲボッ」

廊下に点々と吐寫物を撒き散らして、俺は必死でトイレへと向かった。
しかし、何度目かの嘔吐の時。

ブリブリブリッ、

吐く時に無意識に腹に力を込めたとたん、あっけなく肛門が決壊した。
ドロドロの軟便が、あっという間に下着を汚して行く。

ブリュリュリュリュッ、ブビビッ、ビチビチビチィッ

モリモリと吐き出された軟便は、べっとりと尻を汚していて気持ち悪い。
それが更に吐き気を催し、俺は再び廊下に吐いた。

ようやくトイレにたどり着いたときにはボロボロで、すでに大便は出尽くした後だった。

仕方なくそのまま、風呂へと入ってシャワーで汚れを流す事にする。

温かいお湯が気持ちよく、口元から腹ぐらいまでかけて汚している吐寫物と、股間をべっとり汚す大便を流している途中、再び嘔吐を催した。

もうトイレに向かう気力もなく、洗面器を抱え込む。

「ウゲェッ、ゲボッ、ゴホッ、ゴホッ!」

ビシャビシャと洗面器を叩きながら、吐寫物がみるみる溜まって行く。
一体どのくらいの量を吐けるのだろう、と少し怖くなってきた。

すると、再び腹がグルグルと唸り始める。
さすがにこれはトイレに行かないわけにも行かず、慌ててヨロヨロと立ち上がったとたん。

またもやあっけなく肛門が決壊した。

ブリブリブリブリッ、

ドロドロの軟便が足を伝って行く。

その気持ち悪さと醜悪な臭いに、再び吐き気を催す。
立っていられなくなり、その場に膝をついて、ブリブリと大便を漏らしながら、バシャバシャとその場に嘔吐した。

「オエェェッ、ウエッ!ヒ…、あ…ッ、ゲボオッ」

ブリュリュリュリュッ、ブビビッ、

まるで壊れたように、上からも下からも絶えず漏らして、俺はとうとう泣き出してしまう。
あまりの苦しさと、このまま止まらないのではないかという恐怖で。

それでも更に、ビシャビシャと吐寫物を撒き散らし、ブリブリと大便を漏らしながら。

結局、もう吐き出すものがなくなり、胃液をえずくだけになったのは、そのすぐ後。

それからしばらくして、大便も出尽くしたらしく、ようやく止まった頃には、すっかり心身ともに疲れきってしまい、病院に行くよりもまず、ベッドに横になった。

あっという間に眠りに落ちた俺は、数時間後、再び嘔吐感で目を覚まし、更には下痢を催したのだった。



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