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短編小説
リク:快感おもらし(小スカ)
映画館/小便排泄/快感おもらし/高校生

付き合って1ヶ月になる彼氏から、えっちのお誘いが何度かあった。
奨人(ショウト)だって別に、えっちがしたくないわけではない。
どちらかといえば、好きな人とは繋がっていたい。

けれど、そうするには、よほどの勇気が必要だ。

奨人には、恥ずかしい癖があって、そのせいで、なかなかえっちに踏み切れずにいた。
そのことは、彼氏にも言えていない。

だから、日が経つにつれて、彼氏の機嫌が悪くなっているのはわかったが、それでも、奨人にはなかなかその事実がいえなかった。

が、とある休日。
デートと言って映画を見に行った時。
封切りして大分時間が経っているせいか、その映画は数人しか観客がいなかった。

点々と散らばった観客は、距離が開きすぎて、少々のことなら咎められない。
そう判断したのだろう。
彼氏は、映画が始まるなり、奨人の下肢へと手を伸ばして来た。

そのくらいなら許容範囲だったので、奨人も彼氏の下肢へと手を伸ばし、互いに服の上から愛撫し合う。

が、それでは物足りなくなって、彼氏は奨人へと覆いかぶさって来て、キスをして来た。
それに応えながら、奨人は彼氏のズボンを脱がせて、直に性器へと触れる。

彼氏の手も、奨人のモノを直に握りこみ、キスをしながら、二人は互いのものを刺激し合い、てのひらへと吐精した。

荒い息を吐いていると、彼氏の手が背後に回りこみ、奨人の肛門へとゆっくり侵入してくる。

慌てて彼氏の体を押しのけようとしたが、上から体重をかけられていて、身動きができない。
しかも、映画館ということで、少ないとはいえ周りの目があるため、大きな声を出すこともできなかった。

そんな奨人の心境がわかったのか、彼氏は大胆にも奨人の足を大きく広げさせ、肘掛へと引っ掛ける。
そして、その間に自分の体を割り込ませて、更に奨人の肛門をいじりまくった。

前立腺を刺激されると、言葉には表現できないような快感が背筋を駆け上った。
思わず声が漏れそうになり、慌てて両手で口を押さえる。

しかし、快感と同時に、それとは別に、湧き上がるものがあった。

じわじわとしたソレは、前立腺に触れられると、勝手に沸き上がって来て、奨人には、どうすることもできなかった。

最初こそじわじわしたソレは、快楽が増すにつれて、じょじょに強さが増して行く。
が、我慢しようにも、快楽が邪魔して、うまく堪えられないのだ。

そんな奨人の葛藤には気づかない彼氏は、とうとう奨人へと自身を挿入して来る。

ずっしりとした熱い楔は、一瞬にして奨人を更なる快楽の高みへと連れて行った。

「や…ッ、あぁァァ…んッ」

慌てててのひらで口は塞いだが、みっともない喘ぎ声は漏れてしまっただろう。
羞恥に顔を染めて、ますます奨人は縮こまった。
が、彼氏は遠慮なく奨人を攻め立てて来る。

ピクピクと性器が震え、我慢の限界を訴えていた。
それでも奨人は何も言えず、彼氏に一際深くナカを抉られて、とうとう堪えきれなくなった。

ショワショワと音を立てながら、勃起した性器の先端から小便が漏れ出す。

最初こそ勢いはなかったが、その内じょじょに放物線を描くようになってようやく、彼氏も異常に気付いたようだ。

ジャアジャアと音を立て始めた小便は、彼氏の服をぐっしょりと濡らしながら、床へと零れ落ちて行く。

奨人のナカにある彼氏の性器がみるみる萎えて行くのがわかって、奨人はポロポロと涙をこぼした。




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