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チョコミント。
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「奏」は私の義理の兄だった。

私は養女で8才の時に秋月家に引き取られた。

だから勿論、今の父親とは血が繋がってはいないし奏とも血は繋がってはいない。

けど、父は本当の娘のように可愛いがってくれる。

少し過保護で可愛がり過ぎてウザイところもあるけど…。

それにしても、学校終わったらすぐ帰って来いだなんて一体どうしたんだろ?

私はスーパーで父が言っていた広告の品(激安)の卵を買い、急いで家帰った。

『ただいまー…』

リビングのドアを開けるとそこには思いのよらぬ人物が居た。

「おぉー。おかえり弥生♪ちゃんと卵買えた?」
ドサッ…

父親の陽気な声と反対に、私は驚きを隠せず、荷物を落としたまま父の隣にいる人物を見て呆然としてまってた。

「あの。荷物…落としてますよ?」

朝、聞いたばかりの声。
…なにこれ。

何かのギャグ?

『…なんで?』


私は相変わらず唖然としている。

「あーあー…卵、割れちゃってるんじゃない?とゆか、弥生ちゃんどったの?」

父親が卵の入った袋のそばにしゃがみ込み、不思議そうに私を見上げる。
『…か』

「か?」

『神田ァァァッッくん?!?!』

思わず叫んでしまった。
「初対面な相手にに失礼な人ですね。あぁ、そういえば、さっき教室で会いましたね…」

父の隣にいた人物とは、転校生の「神田和樹」だったのだ。

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あきゅろす。
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