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縁は異なもの、味なもの
*


「…連里もそう、なのか…?」

「…………………………は?」


今度は俺が固まる番だった。

一体コイツは何を言い出すかのか。


「それ、本気で言ってるのか」


そう言いつつ睨むと空は気まずそうに視線を逸らした。


「だってさ、なんか篤とすっごい仲良さそうだし…。会長とかみたいにすぐキスしてくるような奴ばっかりなんだろ、ここ。だからもしかして〜…とか……あ、ごめん。嘘です。マジすみません」


空が話す度に、俺の眉間の皺は増え眼光は鋭くなった。それを見た空はすぐさま謝る。


まず、何で篤なんだ。顔が良いだけでアイツの脳内腐ってるんだぞ…!!

それにいくら九割バイ、ホモだからって俺と会長を比べるなんて最悪だ。
あんな下半身馬鹿と同類だと思われること自体不快極まりない。


「篤はただの知人だ」

「友達じゃないの!?」

「…そうとも言うかな。兎に角恋人同士じゃないし、あと会長と同じにするな、吐き気がする」

「いや、本当ごめん。ごめん!!だからもう睨まないでくれっ」


さっきの睨みが余程怖かったのか、土下座する勢いでまた空は謝ってきた。

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あきゅろす。
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