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縁は異なもの、味なもの
*


一方空はまだ会長には敵対心剥き出しで、「嬉しくねぇ!」と言い返していた。


「それに、アンタさっき連里の事眼鏡眼鏡って失礼だろ!?自分から尋ねといてなんだあの態度!ちゃんと謝れよ!」

「は!?別に構わないから…」


コイツ…!!

なんでこのタイミングで俺の話をするんだよ!

ほら、会長が明らかに機嫌の悪くなった顔で俺を見てるじゃないか!


「めが……いや、お前名前は」


さっそく眼鏡って言おうとしたな…。謝る気ないだろう?!

というか名乗りたくない、名乗りたくないんですが。


「……成瀬、連里です」


でも逆らえば反感を買うだろ?主に周りのちまっこい奴らに。いや、もう睨まれてるがな。


「成瀬連里……?どっかで聞いたような」

「あっ!僕思い出した〜♪特待生でしょ?」

「えぇ、まぁ…」


出来れば忘れていて欲しかったですがね、高梨先輩。

会長も言われて思い出したのか、視線を俺に戻した。


「あんまりにも平凡だっから忘れてたな」


そりゃあアンタ達みたいな人間から見たら俺は平凡だよ、というか平凡が一番なんだよ!




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あきゅろす。
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