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半熟騎士の日記帳
第二章 ふるさと
 ガタゴト、ガタゴト、ガタゴト。
 先ほどよりも、馬車は、ゆっくりと進む。
 客の二人も、今は、御者台の上に移動していた。
 アシュレイは、真剣な顔で、慣れない馬車の手綱をつかんでいた。
 もっとも、彼の口は、そんな状況でも、絶えず動いている。


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あきゅろす。
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