Story
夜空の【神アレ(BL注意)】
「きーらーきーらーひーかーるー♪」
「テメェはガキか」
夜空の星を眺めながら、きらきら星を歌うアレン。それをベッドに腰かけ呆れて見ている神田。
「神田、知ってますか?」
「何をだ」
「今見えている星達は、とっくに消滅してるかもしれないんですよ」
優しい表情で星を眺めるアレンに、神田は顔をしかめた。
「神田」
呟いて神田に振り返るアレン。神田は何も言わずにアレンを見つめた。
「僕が消えたら…どうしますか?」
まるでこれから何かが起こることを理解しているような口ぶりに、神田はまた眉を寄せる。
アレンは微笑んでいたが、神田にはそれが悲しそうに見えた。
「そんなもん…」
神田はベッドから立ち上がり、アレンを優しく包み込んだ。アレンは抵抗もせずに神田に身を任せている。
「俺が見つけてやるよ」
ぎゅっと存在を確かめるように抱きしめ言った神田に、アレンは嬉しそうに笑いながら、抱きしめ返した。
「…ちゃんと…見つけてくださいよ…?」
******
アレンがエクソシストじゃなくなって、方舟でアレンが去る前の前の前の…みたいな感じをイメージしました^p^
苦手な方はすいません
[*前]
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