小説
下野と梶でクリスマス
「「おつかれー!!」」
今日は12/25クリスマスだ。
アニメの打ち上げもかねてクリスマスパーティーを梶君と2人でやっている。
「もうクリスマスも終わりですねぇ」
「まぁクリスマスが終わったらお正月があるじゃん!」
「そっすね!(笑)」
なんてくだらないことを話している。
「そういえばひろたん紀章さんと上手くやってるの?」
「何で?」
「紀章さんひろたんの事好きだから」
「ブシャァァァア」
「え、ちょ、ひろたんどうしたの!?」
「な、っ何?」
「いや、いきなりビール吐き出したから」
「い、いや。何でもない」
紀章さん?何梶君におかしな事を吹き込んでいるのかな?
「ひろたんどうしたの?」
「何でもないよ。うん。何でも」
「それならいいけど…んでさぁ!どうなの!?」
「どうもこうも、普通だよ」
「普通って?どのくらい?」
「んー…キスマークつけられたくらい」
「ブシャァァァァァ」
「え、ちょ!?梶君!?!?」
「ゲホッ、ゲホッ…」
「だ、大丈夫!?」
「…大丈夫」
「本当に!?」
「うん…ていうか、キ…」
「キ?」
「キ、キスマークってどういうこと!?」
「…え?」
「キスマークだよ!キスマーク!」
「それがどうしたの?」
「どうしたの?じゃないよ!!」
「大げさだな」
「大げさじゃないよ!事件だよ!」
「そこまで!?」
「そこまでだよ!」
「しょうがなかったんだよ…紀章さん酔ってたし」
「だからって何で&£¢$\#〒!?!?」
「まってゆうたん!急ぎ過ぎて後の方何言ってるか分からなかったよ!?」
「だから!酔ってたからって誰でもしていいの!?」
「え、いや…それは…」
「駄目でしょ!?」
「う、ん…」
「だったら自分を守らなきゃ!ひろたんは格好いいと言うよりは可愛い方なんだから!」
「さりげなく傷ついたよ!?」
「………ハァ…疲れた…」
「お、落ち着け…ほら…」
「あ…ありがと…!?!?な、何これ…」
「ん?アルコール度10%のビールだけど…」
「ちが…アルコール…10%じゃなくて…100%………」
「えっ?あ、本当だ」
「お、れ…ビール…無理………」
バタッ…
「…あ〜あ…ちょっと強過ぎたかな?ニヤッ」
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