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*薄紅の躯*
記憶の断片。土桂
あの雨の日


見た事がある奴が
倒れていた。



そいつは俺が
愛してはいけない奴で…











―記憶の断片―










「…んっ…」



目が覚めると
知らない場所にいた



「よぉ…。目が覚めたみたいだな…
吃驚したぜ?
お前が倒れてたもんでよぉて…
何か飲むか?」



「………?…」



綺麗な顔立ちの男は
キョトンとした顔で
土方を見つめる



「?…お前、大丈夫かよ?」


ほらよっと土方は
男に湯呑みを渡した


男は何も言わず
相変わらずキョトンとしている


「…はぁ…。
お前、喋れなくなったのかよ?」


溜め息を付く土方を横に
男はゆっくりと口を開いた


「…僕を…
知ってるのですか…?
貴方は……」



「!?」



土方は吃驚して飲んでいた
お茶を溢してしまい
あたふたしている



「…ごめん…なさい…
僕…全然…わかんなっ…くてっ…」



男は瞳から雫を溢した


土方はその顔で
落ち着きを取り戻し
男の側に近寄った



「大丈夫だっつうの
…俺がお前の面倒くらい
見てやるから
泣くなよ?なっ…」



咄嗟に出た言葉に土方は驚いた

だが男は安心したように微笑んでいる



「…有難う御座います…
僕…貴方の為に頑張りますから…
側に居させて…下さいね…?」


ぎゅうと抱き締める腕に
土方は酔いしれる


「っ…あぁ…。」


「あの…僕…貴方の事
何と呼べば…?
あと…僕の名前…知ってますか…?」



土方は全部、説明しなかった


自分の名前と男の名前
他は曖昧に答えていた










あれから一月がたった


[桂]は記憶を取り戻さない


躰の関係にいたるまで
そんなに時間はかからなかった



「あっ…あん…あぁ…イイ…!!
トシっ…あっ…あっ…!!」


桂の卑猥な鳴き声


俺の脳髄に浸透する甘い痺れ



「桂っ…もっと鳴いてくれよ…
俺をもっと求めてくれっ…」


桂のぺニスを扱き
アナルにも刺激を与える


グチャグチャな桂のやらしい穴今すぐに犯してくれと言わんばかりに


ヒクヒクしながら締め付ける


「はぁんっ…!あぁっ!!
イッちゃうっ…イク…!
トシっ…僕っ…イッちゃうのぉっ…!!」


桂の甲高い声が響くと
勢いよくぺニスから
白濁液が飛び散った



「あっ…あんっ…はぁ…あ…!!」


俺は指を動かしながら
桂の唇にしゃぶった


舌を絡め合い舐めつくし
吸い上げる


「んっ…ふぁ…あぁ…とっ…し…んっ…!
あんっ…!あっ…あっ…!
はぁんっ…!!」


やらしい桂の躰は
すぐに反応し再び勃起し
俺はまたぺニスを扱き出した


「あん…!トシっ…あぁぁっ…
あん…あんっ…はぁっ…んっ…」


桂の手が俺のぺニスを
触り出した


「…トシので…もっとっ…
僕を…愛して…っ…
あんっ…あんっ…!」


桂の言葉で俺は我慢が
出来なかった


脈打つコレを早く体内に…



「あぁぁっ…!トシの…
太くて…っ…僕っ…
エッチなのぉ…
トシの…っ…大好き…っ…!!」


髪を振り乱し
俺の上で舞い踊る桂


俺は激しく下から貫いた


「あん…!あぁ…!はぁんっ…!
トシの…イイ…イイよぉ…また
イッちゃうっ…イク…イクッ…!!
あぁぁ――っ…!!
はぁ…あん…!!」


桂のぺニスからまた白濁液が飛び散り

俺は桂の中から自分自身を
抜こうとしたがソレを嫌がった


「だ…め…トシが…イクまで
僕から…抜かせない…」


妖艶な微笑み


良い感じに頬も紅潮している


まるで女みたいな躰付き
俺を捕らえて離さない
漆黒の綺麗な瞳


「っ…あぁっ…んっ…あんっ…
トシぃ…もっと…抱いてっ…
僕をもっと…あんっ…
あんっ…あぁぁっ…!!」


淫らな声が心地良い
俺の欲望を吸収する


「はぁんっ…!あっあっあっ…
また…っ…イッちゃうっ…!
あんっ…あぁっ…あぁぁっ…!トシィっ…はぁっ…あんっ…!あっ…あっ…!!あぁー…!!」


そう言うと再び白濁液が飛び散った


三度目の射精のせいか
色がだいぶ薄くなっている


「桂…」


俺は名を呼び桂を抱き締める





愛してしまった事が罪
抱いてしまった事が罰



「あっ…トシっ…?
どうした…の…?
ねぇ…泣かないで…?」


桂が俺の頬に手をあてていた


気が付かないうちに俺は涙を…?


「…もっと…っ…動いてっ…?」


桂は入ってるぺニスを
抜かない様に
四つん這いになり
尻を高くあげた


「トシぃ…あんっ…きて…っ…?」


細くしなやかな躰を
俺が愛した


桂の全てを愛した


俺は桂の要望通り
激しく突いた


「ぁっ…!!はぁんっ…!
あっあっあっ…!!
イイ…っ…すご…いっ…
あんっ…あん…はぁぁぁあんっ…!!」


俺が激しく貫く度に
桂はあんあんと啼き散らす


もっと…聞かせてくれと願う
まるで雄の本能―…


「あんっ…!トシの…
ビクビクッ…してるっ…
僕の中で…あんっ…!
あぁぁっ…!イッ…てぇ…」


懇願する桂の声


俺はもう本能の赴くままに
何度も何度も貫いた


「あぁぁっ…!あっあっ…!
はぁっ…あっ…だめぇっ…
イイ…!もっ…イッ…ちゃうっ…
はぁんっ…!あぁぁっ…はぁぁぁあんっ―…!!」


「っ…俺も…っ…!!」


桂と俺は同時に熱を放った


俺は桂から自身を抜き
桂の汗ばんだ躰を拭った


気を失って眠る桂を見つめ
俺は想う



例え記憶が戻っても
俺は桂を愛し続けるってな


あの時俺が桂に言った言葉を
俺は鮮明に覚えてる


面倒みてやるよって


だから俺はお前を愛していきたい



桂が俺を求めなくなる日までー…














*終*
杉那様御待たせしましたぁっ!!
リクに答えられていましたでしょうか!?
良かったら貰ってやって下さいww”(ノ><)ノ




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あきゅろす。
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