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*薄紅の躯*
理由。獄綱
どうしてこんな事に
なったのか


「あっ…!やぁ…っだ…!!
もっ…許して……っ…!!」


躯が悲鳴を上げて
脳に伝わる


彼がオレにする事は
愛情だと植え付けられた


でも好きなら
こんな事はしないよね?


嫌いだからオレの事
こんな風に
犯すんだよね……


獄寺君……



「十代目…
まだまだ
イけるじゃないですか…♪」


鋭い目、視線
手慣れた手付き
支配される


侵食されていく…


こういう行為が
当たり前になったのは
何時からだったんだろう


それすらも分からない程
何度も何度も
抱かれている……


「ひっ…ゃ…ぁっ…
あんっ…!あぁんっ…!!」


グロテスクな形の
色とりどりの玩具


今は誰も使わない空き教室


学校でヤる事さえ
獄寺君には普通だった


「十代目…此処こんなに
溢れてますよ?」


獄寺君は親指を
尿道にグリグリと
押し付けてくる


最初は痛くて
イク事すら出来なかった


でも今は彼に開かれた体は
たんに『淫乱』だ


自分でも浅ましい位
彼の行為に体は正直で
頭では嫌なのに
体は言う事を聞かない


「…やめ…っ…あっ…あっ…!!あぁんっ…!あぁー…!!」


獄寺君の手の中で射精した


体の中を這いずり回る


太いバイブがイッたばかりの
性器をまた勃起させる


「そんなに良かったですか?」


ニヤリと笑う獄寺君の口元
オレは彼に敵わない


「ふ…っ…あぅ…っ…!!
あっ…あっ…!もうっ…!!」



固定されたバイブの動きが
体を熱くて仕方がない


早く満たしてよ……


口にしなければ彼は
熱い肉棒を入れてはくれないから


「…っ…もぅ…入れて…っ…」


理性が失くなる前に
言葉にし
羞恥心が晒され
彼は楽しそうに笑う


「…欲しいですか?
十代目……」


理解っているくせに
意地悪く聞いてくる


それでもオレは彼に
従うんだ




コクコクと頷く


「良い子ですね…」


固定されたバイブが
卑隈な音を立てながら
抜かれていく


アナルからは愛液が
溢れていた


「…あげますよ…十代目…」


獄寺君の性器が
今にもイきそうな位
パンパンに張りつめている



「あっ…はぁっ…!!
良いよぉっ…!!
あぁんっ…!あぁっ…!!」


熱い肉棒が躯に侵入してくる


その感覚が心地良い


打ち付けられる度に
剥がされていく


「ひゃ…あっ…あっ…!
獄寺…くっん……っ!」


玩具なんかとは違う
熱い肉の塊が堪らない


もっと深く
オレを汚して欲しくなる


「…はぁ…っ…!
あっ…あっ…良い…っ…!!」


セックスの時だけ
君の言いなりになるオレを
君は理解っているよね?


愛してなんか欲しくなかった


オレが欲しいのは確かな事実だけ


「十代目…っ…!
もっと…俺の中でっ……!!」


「…っ…!!
言わないで…っ……
はぁ…っ…お願い…!!
あぁんっ…!あぁっ…あんっ…!!」


君がオレを好きと言ってくれる亊は嬉しかった


でも君はオレの為なら死ねると

残されたオレはどう生きて行けば良いの?


わからないよ…
わかりたくないよ…


だからオレは君に
愛して欲しいなんて
想わない


ただ支配される躯だけの繋がりが良い


嫌がって見せるのも
全部君をオレから遠ざける為に


どうかこの偽りの嘘を
見抜かないで


「あんっ…!
獄寺…くっ…ん…!!
あんっ…!あぁんっ…!
イッちゃうよぅ…!!
はぁんっ…!あんっ…!
イくっ……!!」


例えばオレが君より
早く死ぬなら
愛して欲しいと
本当にそう想うよ……


それまではずっと
ずっとこのままで……















*終*
お…お待たせしましたぁっ!!
楓様の勠小説遅くなって申し訳ないっ(ρ°∩°)
もう随分と昔に書いたので
わけわかめ、顔から火が出るよ(笑)
しかも初獄ツナ気にイってもらえれば嬉しいですvV




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あきゅろす。
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