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*WJ噺*
脈-pulse-。高桂



「あっ…!!
イイッ…!!」



脈-pulse-






God For Gimmick…Devise






さあ、眠りましょう

夢を見よう

体内に吐き出して



お月樣、綺麗でしょう

彼(あ)の人は壁の中━━━━…

血・土・嘘・虚

躰・神・箱・獣

香・首・罠・黒











「っ…!!やぁっ…!
もうっ…無理だっ…!
ひぃ…あっ…あっ…!!」



緋く甘く

螺旋を描いた

記憶を土に返して



もっと深く

餌付く位に笑うわ

燗れた夜


「ヅラァ…よさそうじゃねぇか…
嫌だって割には…

此処をこんなに起たせてよぉ…!」



グリっと煙草の先を
尿道にねじこまれて
痛さと熱さが身に染みた



「あぁ━━━…!!
…たかすぎぃっ…もう…
やめてくれ…っ…!!」



もう痛さで
神経が麻痺している



高杉に与えられる



暴力的な快感を
受け入れてしまう


俺もおかしいんだ



「は…此処をこんなにして
やめてくれじゃなく
もっと…だろ…?」



鎖で繋がれた手と足からは
もがき回ったせいで
血が滲んでいる


感覚はとうの昔に消え失せて
下半身をなぶられる刺激だけ


躰を支配し
晒されていく



「…っ…ふっ…
もう…嫌だ…っ…」



泣いたって
状況は変わらない


寧ろ余計に
高杉を高ぶらせるだけだ



「もっと楽しませてくれるだろ?」


まるで脳から
侵されている感覚に陥る


愛情ではない


愛情というふりの嘘を

少しだけ教えて貰い

その変わり躰をあげた




「…っ…ひっ…あぁっ…!」



絡め取られた鎖を吊るしあげ
めちゃくちゃに嬲られる



痛さと苦しさの裏側に眠る


自分の中にあるマゾヒズムが

悲鳴を上げて覚醒

完璧主義の私は

燗れたこの夜に

性器をピクピクさせながら

貴男が与える

春死音(はるしおん)を

注入され

ありったけの鳴き声を

この部屋に響かせた




「あっ!やっ…!!
ひぁ…あっ…んっ…!!」


其れを楽しみながら

感度暴走

ベチョベチョな性器を

眼球剥き出しの貴男に

見せながら



三分天国


イイ感じ


錯乱状態



「ほら、もっと鳴けっ…!」


「はぁっ…!あっ…あっ…!
たかっ…すぎ…っ…!!」


淫猥な音が響く

この部屋で

息を荒くし

交わる度

果てしなく

続く御遊戯事



「もう…っ…イくっ…!」



緋く甘く

螺旋を描いた

記憶を土に返して

もっと深く

餌付く位に

力を込めて見せて







ほら、気が付けば


脈を打ちながら

貴男を求めるから…










*終*
一応、鬼畜ものですか?苦笑
ひぃ…すいません ( ∀`)
愛してるとんすけ姉さんに捧ぐw藁





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