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*死帳噺*
愛しさは腐敗につき。月L
「ふっ…あっ…
夜神くん…っ…
あんっ…」


こんな事が当たり前に
なったのは何時から?



僕が見つけた彼の事











−愛しさは腐敗につき−







「夜神くん」


「流河、今日は授業終わり?」


「はい」


そうと言いながら
僕は彼の手を握り


「じゃあ、こないだ行った
喫茶店に行こう」


手を繋ぎ僕らは大学を出た


流河は少し恥ずかしそうに
うつむいてた


僕が見つけた彼の事


甘いモノが好き
特にチョコレートと
ショートケーキ


サクランボも好きだったな


こないだなんかヘダを
口の中で結んでいたし


僕が見つけた彼の癖


親指を噛む癖


人指し指を口に当てる癖


指先で触れる癖


僕が彼に教えて貰った事


携帯は余り好きじゃない


独特なあの座り方


あれは推理力が40%減るらしい


僕が彼に抱いたものは
恋愛感情


「夜神くん?」


「あぁ…ごめん
考え事してた」


流河は、はぁといい目の前の
ケーキを食べていく


僕はそれを見ている


あっ、またこぼした


さすがに気になる


「流河…こぼれてる」


ボロボロ落ちるケーキのカス


「すいません」


僕が食べカスを片付けていると
流河は恥ずかしそうに謝った


「謝らなくて良いよ
それに流河が落とすのは
何時もだからもう慣れたよ」


クスと笑いながら流河の口に
付いてるクリームをペロッと
舐めた


「あっ…の…夜神くん…?」


「あはは、嫌だった?」


「いえ……ただ…此処で…
ましてや男同士ですから…」


ああ、嫌じゃないのかって
言いたいのかな…


「流河…好きだよ」


わざと耳元で言ってあげた


「…な…夜神くん……」


可愛い流河
僕を魅了する


もじもじしているのは
我慢が出来ない証拠


僕がそうやって
流河の躯に仕込んだ


「家に来るかい?」


優しく笑って流河に聞く
流河は頬を染めて頷いた


家には今日誰もいない


「ねぇ、流河は僕の事好き?」


「…好きです……」


僕のペニスを口に含みながら
流河は答えた


「流河…もう…出るっ…」


流河は僕の精液を飲み干した


「ん…夜神くん…」


ほらもっとって
お尻が僕に
おねだりしてくる


そんな流河はもっと好き


「どうした?流河」


わざとらしく
聞いてみる


「夜神くんの…欲しい…」

そう言って僕の背中に
腕を回し口付けをする


「何処に僕の何が
欲しいんだい?」


ピクっと動く躯に
甘いキスを残していく


「あっ…夜神くん…っ…
お願い…意地悪…しないで…」


「はは、ごめんね?
意地悪して」


涙目の流河の額にキスをして
蕾に指を入れていく


「はぁっ…ん…
あぁっ…あっ…」


指が良い所にあたるのか
流河は僕にしがみつき
喘ぎ声を発してくれる


「良いの?流河」


指をグチャグチャに
動かして前立腺から
外す


「あん…っ…夜神くん…
もっと激しく…
あんっ…あっ…

シテ下さい…っ…」


僕は指を抜き性器を
入れる


「あぁん…っ!はっ…ん…
夜神くん…っ…」


しがみつく流河
可愛くて堪らない

「凄い、締め付けだよ?
流河…」


グチュと言う音
乱れた流河の声
僕を興奮させる


「あぁっ…!あんっ…!
あっ…はぁっ…!!」


流河が自ら腰を擦り付ける


「そんなに腰を振ったら
僕が先にイってしまう…!」


「あぁっ…!夜神くん…
私の中で…イって下さい…」


紅潮した頬が可愛くて
僕は夢中に激しく動かした


「はぁ…あんっ…
イイ…です…っ…!!」


「流河…出すよ…っ…!!」


流河の中に僕は射精した


「はぁっ…あっ…!!
だぁ…めぇっ…イク…っ…
あぁー…っ…」


少し後に流河もイッた


後処理をして流河を
抱き締める


「…夜神くん…?」


「大好きだよ…流河」


本当の君を知りたい


「私も…好きです…」


ただそれだけ
こんなにも愛しているのに
届かない


それだけがリアル
















*終*

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