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*死帳噺*
本能の赴くままにー月L(キラL)
「夜神 月…
貴方は頭が良い
私はそんな貴方を
嫌いではありません。
寧ろ特別なモノだと
思っています」


「何だい?それは…。
馬鹿馬鹿しい…」


手錠生活が始まって
いつも何時も繋ぐこの鎖が
忌々しく思えていた


「そうですね…
しいて言えば私は
キラに恋愛感情を
抱いているのかもしれません」


淡々と喋る竜崎に
月は頭を抱えていた


『キラに恋愛感情?
こいつ、正気か…

意味がわからない……
いや…元々おかしいし…』


「夜神くん、最近は
シテきませんね」


月の中で何かが
おかしい


それはキラへの嫉妬
欲望との葛藤


竜崎を抱くのに
理由などない


ただ己の
性欲の吐け口だったはずだ


このやるせない
想いはなんだ?


「竜崎はシタいのかい?」


月は竜崎の髪を
撫でながら聞いた


「…シタイです。
月くん
キラみたいに私を
抱いてくれませんか?」


考えていなかった
そんな亊を願うなんて


月は少し躊躇いがちに
下を向いた


「…す…すいません…
月くんの好きなように…」


その瞬間、竜崎の体は
床へと倒され口を塞がれて
恐ろしく悲しい月の目が
躯を見つめていた


「竜崎…
後悔させてやるよ…」


竜崎の衣服を千切り
白くしなやかな肌が
あらわになった


月はその胸の突起物を
貪り舌先で絡めていく


「やぁ…いた…い…です…
はぁ…っ…」


竜崎の頬は次第に
紅潮していき
与えられる刺激が
下半身に集中して
起っていくのがわかる


「痛いなんて
思ってないくせに」


それは月の加虐心を
膨張させキラへと
本能が呼び覚ます


緩いジーンズを
勢いよく剥がし
竜崎の性器が
そそり起つ


「…ほらね…?」


竜崎の性器を
しゃぶり
噛んだりして
犯していく


右手で竜崎の蕾に
指をねじ込む


「誘ったのはお前だよ」

耳元で低い声で囁く
締め付ける中に
何度も出し入れして
前立腺を攻めていく


「あっ…あんっ…!!
ひゃあ…月くんっ…
イきます…っ…!!」


竜崎の性器から
射精された液を
月は口に含み
飲み干した


「…甘い」


意地悪な顔をして
竜崎に言った
そして月は自分自信を
取り出して竜崎の
蕾にあてて擦る


「欲しいかい?」


竜崎の目には涙
コクコクと頷いた


「じゃあ…あげる…
『キラ』を…」


その躯で思い知れ『キラみたいに
私を激しく
抱いてくれませんか?』


その言葉の意味を
知り後悔すれば良い


月は激しく中を
掻き回した


「あっ…あっ…!
はぁ…んっ…あんっ…
すごっ…あぁっ…
奥っ…イイ…
はぁ…あん…っ…!!」


竜崎は月の背中に
爪を立てて
しがみつき
自ら腰を振る


「変態だな…」


竜崎の羞恥を犯す
躯と言葉で
マゾヒィストを晒し
快楽へ堕ちて
悔やめば良い


「もっ…
私…ダ…メで…す…
あぁんっ…あっ…
イク…イク…っ…
はぁっ…あっ…あっ…
あぁっー…!!」


二度目の解放へと
イった中は
月の性器を締め付け


「僕も…っ…」


その快感にイカされた

















「どうだった?
キラにイカされた気分は」


月は苦笑いをし
竜崎に聞く


「…そうですね…キラは
月くんとは違って
サディストみたいです」


クスっと笑う竜崎

「ですが、そんな月くんも
好きですよ私」


月の嫉妬に気付いたのか
竜崎は付け加えた


マンネリにならないように
竜崎は次々と挑発する


そんな竜崎が
愛しい月は
抱き締め頭を撫でた











*終*


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あきゅろす。
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