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*死帳噺*
ただ、存在意義の為に…。月L



今日もまた己の為に契る
確認をするように黙秘だ


「はぁ…あぁっ…!」


相当イかれてる
バイブに鞭にロウソク
愛情なんて元から…ない


これは偽善的行為


敵も味方も
この時だけは関係ない



「あぁっ…!
熱いっ…です…
月くっ…んっ…!!」


ロウソクを垂らされながら
ヨがる竜崎に微笑む月

好きなだけなぶる

それだけが事実


「此処をこんなにして
言う台詞じゃないだろう?」


竜崎のそそり起つ性器に
ローターを押し付けながら


「ひぁ…あん…やぁっ…!!
ラ…月くんっ…はぁん…
イく…イく…っ…!!」


「まだイカせないよ…」


優しい台詞を耳元に
落としながら
月は冷たい微笑みで
竜崎の性器を縛り上げた


「…あっ…あんっ…
やぁ…っ…!?
はぁ…っ……何故…!?」


「こんなんじゃ…
物足りないよ…?」


月は自分の性器を取り出して
竜崎の口に無理矢理押し付け


「これが欲しいんだろ?
竜崎のあそこをこれで
グチャグチャに掻き乱して
激しく出し入れして欲しいんだろ?」


月の言葉を合図に
竜崎は必死にしゃぶり始めた


「んむ…んっ…!!」


口に含む性器は
喉の奥まで
侵している


下は縛り上げられ
ローターで刺激を

アナルは太いバイブが
音を立て鳴いていた


「いいよ…竜崎…
その仕草も全部…
愛しい…」


月は竜崎の髪を撫でながら
嘘の言葉を送る


竜崎の口内を白濁液で
満たして飲ませ


それからバイブが入っている
アナルに自分の性器を
こすりつけて確認をする

「入れるよ…?」


竜崎の返答を待たずに
一気に挿入する


グプッ


卑隈な音と
動くバイブ
ローターの音
竜崎の甲高い声しか
部屋には響かない


入れられた刺激
ローターの刺激
縛り上げられている性器に
竜崎は涙を流しながら
鳴いた


「お願い…っ…ぁ…
月…くん…外して…
イカせて…下さい…」


しょうがないなと月は
竜崎の性器に手を伸ばし
縛り上げた縄をほどいた


「ひっ…あぁんっ…!」


竜崎の性器から
勢いよく射精され
月の顔にも飛び散った


顔にかかった精子を
舐める月に竜崎は
また性器を起たせた


「月くん…もっと…
私を…犯して……っ…」


頬を赤くし目をそらす竜崎に

月は支配する悦びを感じる


何よりも壊したい
何よりも侵したい
何よりも殺したい


ただそれだけの埋め合わせ

ただ、存在意義の為の行為


イカレテル僕と君の―…










*終*


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