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*死帳噺*
旋律の狂想曲。月LorキラL


キチガイじみた愛の唄を
君の為に吟いましょうか?


【旋律の狂想曲】



「竜崎、大好きだよ」


「……何度目ですか?それ……」



パソコンを見つめながら
竜崎は呆れた様に言った



「28回目かな?」


くどいと言いたそうな視線が
僕を突き刺す

だけどそんな事は気にしない
後ろから抱き締めたいとか
色々…僕の頭の中で繰り返される



「…仕方ないですね…」


そう言って竜崎は僕の方を向き
手を伸ばす


「来て下さい」


僕は竜崎の腕を引っ張って
胸に抱いた


「これも何回目でしょうね…」


そっと背中に手を回して
愛しそうに抱き締めてくれる


「竜崎…」


そんな君が可愛らしくて
愛しいから

歪んだ僕の愛情は
エスカレートを増す


君の腕を
足を
頭を
命を

闇の僕に下さい……


「…どうしました?」


冷たい竜崎の手が頬を撫で
理性を戻す


「いや…愛しているよ」


歪んだ想いを君には伝えない


「なにか誤魔化された気がします…」


キチガイな僕を
闇の僕を


「…………」


君は知らない方が良い


君は君のまま
僕は僕のまま


「…顔色が優れないですね…
此方にいらしてください…」


竜崎は僕の手を握り
寝室へと連れていく


黙々と心の中では
ただ君が僕に犯されていく


激しく淫らに鳴く君は
とても……


「月くん」


「何?」


最近やけに酷くなって来た気がする…


竜崎の言葉で僕は僕を
繋ぎ止めてるようだ


何時までもつかわからないけれど…


「寝て下さい
今、薬をワタリに頼んできますから…」


健気な姿がしおらしい
愛しくて愛しくて
僕は剥き出しになりそうだよ


「大丈夫だよ?竜崎…」


君を犯したくて
君の全てを僕のモノに



「…ライト…くん…」


抱きたい
壊したい
殺したい


君をグチャグチャに
あんあん鳴かせて
僕のぺニスに縋り付かせ
もっとと懇願させたい


「…りゅう…ざ…きっ…」


躰がおかしくなる
君の中に侵入したら
僕はどうなってしまうんだろうか…


「…?
らいとっ…く…んんっ…ふぁ…」


僕は竜崎を抱き締め
唇にしゃぶりついた


竜崎の口内を舌で犯す


「ぁっ…んっ…んんっ…はぁ…」


嗚呼、やっぱり君の声は
堪らない…


僕の脳髄までトロトロに
溶かされていく感覚さ


「もっと…僕に
竜崎を感じさせて?」


竜崎に追い被さる様に
僕は丁寧に竜崎を剥がしていく


何もかも晒け出させたい


奥深くまで



「あぁっ…らい…と…く…
どう…し…あっ…あん…!!」


乳首を舐め吸い上げた
ちゅるっと卑猥な音で
竜崎の乳首も僕の舌に悦んでいる


「…好きなんだ…
もうこの感情は止められない…

早く竜崎の体内に入りたくて
仕方がないんだ…」


犯させて
犯させて


神よキラにLを犯させて


そして何度も何度も
永遠に繰り返される


官能的エロティックshowを


「やぁ…あっあっあっ…!
乳首っ…キモチ…イイ…あん…
はぁぁぁあんっ…!!」


かなり敏感な君は
やっぱり僕の想像した通り


「竜崎…可愛いよ…
そうだな…おねだりが出来たら
ちゃんともっとイイ事を
してアゲル…」


耳元で低く囁くと
ピクッと竜崎の躰は反応した


「はぁ…あぁ…!
月くん…こっちも……
気持ち良く…して下さい…っ…」


頬が紅潮して瞳を
伏せみがちでいう君


「ここって何処かな?」


意地悪く聞いた


「っ…!あっ…私のっ…ぺニス…
ぺニスを…いっぱい…
キモチヨクっ…
あっ…あん…あん…!
はぁんっ…!」


竜崎のぺニスを僕は銜える
舐めたり吸ったり


「はぁんっ…あん…あんっ…
らい…とっ…く…なめちゃ…
すっちゃあ…っあっ…
イヤぁっあんっ…!!」


竜崎を見ると指をくわえて
言葉とは違うもっとと
表情が訴えていた


「あっあっあー…
はぁあ…イッ…イイ…っ…
キモチイイの…っ…!!
あっあっあっ…だっ…

もっ…あっあっ…イッ…
イッ…ちゃうっ…
イッちゃうっ…イックッ…
はぁぁぁあんっ…あぁぁっー…!!」



竜崎から放たれる熱い液体を
僕は飲み干した


「美味しいよ…竜崎の」


「ぁっ…はぁ…
らいと…くっ…」


竜崎の躰は他人に与えられた
エクスタシーに身を悶えさせ
ぺニスがまた勃起していた


僕も我慢が出来ないよ


「あぁんっ…!はぁ…っ…!」


竜崎の蕾を舐めながら
そそり起つ自身のぺニスを
僕は扱きだした


「竜崎っ…好きだよ…」


醜態を晒し出してでも
君を陥れたいー


僕のぺニスは
君でこんなに反応する


さぁ…もっと見てくれ
「あぁんっ…らいと…くっ…
良い…ですっ…よ…?

私の中に…来てっ…ぁっ…下さい…」


闇の僕が微笑んだ


「あぁっ…あっ…あっ…
はぁ…あんっ…!」


竜崎の中は気持ちが良すぎて
僕の全てをドロドロに
溶かしていく様なゼリー
そんな感覚


初めてなのに
この部屋ではイヤらしい
牝の本能のヨガリ声が響く


女みたいに鳴く君


「あんっ…あんっ…!
らいと…っ…はぁんっ…!
あぁんっ…あっ…あっ…!!」


もっと君を


鳴かせたい
壊したい
殺したい


僕という雄に

世界の切り札―名探偵の醜態を


闇の僕に全てを晒け出して
許しを乞うが良い


「竜崎…っ…竜崎っ…!!」


僕の腰の動きも
徐々に絶頂へと昇り詰めていく


「あんっ…あっ…
だっ…めぇっ…!!
イッ…いやぁ…あんっ…

イッ…イク…っ…!
また…っ…イッちゃうっ…
はぁんっ…!あッ…あぁぁっ…!!」



竜崎の締め付けで僕も
精子を吐き出した

「あっ…でっ…る…!!」
















情事を終えて
隣で眠る竜崎


僕は窓の方に近付いた


そして考える


闇の僕とLの終焉を


何時か
闇の僕が君を殺すまで


その時までは楽しもうじゃないか


僕と君のやらしい野獣行為をー…













*終*

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