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*死帳噺*
貴男はズルい。月L



私は、貴方と共に暮らしてきて
気付いたんです


それはとても残酷で
現実には有り得ない事…




ー貴男はズルいー

















「じゃあ、ミサ帰るね♪
月、愛してるvV」


「あぁ、僕もだよ。」


何時もの様に月君とミサさんの
会話を眺めていた。


月君の言葉に愛はない
それでもミサさんは
嬉しそうに帰っていった


私はそんな彼を見ている


『キラ』と月

同一人物で合って欲しい。
そしたら、少しはー…

私の想いを消してくれるのだから…


「ん?なんだ?竜崎、妬いているのか?」

「は?…心外ですね。
月君を監視するのは
私の仕事ですから」


私はそういって下を見た。
あの目を見ていると
心が躰がおかしくなって
しまいそうだからだ


「なんで下を向くんだい?
竜崎」


月君は隣に座ってきて
私の耳元で囁いた…


「好きだよ…竜崎」

「…っ!!」

何を言われたのか私には理解が出来なく
躯が硬直してしまった


「僕が好きなのは、竜崎だよ」

にっこりと笑う顔
これが本当の顔かなんて
わからない


だけど信じたかった


彼の淡い唇に
触れたいと想った


彼の唇が私の唇に
触れて甘い刺激に変わる


「んっ…」


生暖かい舌が
口内に侵入して
私の舌と絡まって…


「ふぁ…あっ…」


隙間から漏れた声は
私の声とは違う様に
聞こえて羞恥心が
芽生えてきた…


恥ずかしくて顔を
そむけたくなった


だけど月君は許してはくれない


太股で私の股間に
刺激を与えてきた

「あっ…!
ら…らいっと…君…っ!!」


もう先走って
起っているのがわかる


月君は少し意地悪そうな顔で


「なんだ…
竜崎もう…起っているじゃないか…」


月君は更に羞恥心を
煽って私を剥がしていく


「竜崎…僕の事好きかい…?」

私のを舌先で先端を
舐めながら月君は聞く

「…っ…あぁっ…!
好っ…きでっ…す…っ!
月君が…好きです…っ」


ズルイです
私の気持ちを知っていて
月君は…わざと…


「イヤらしいなぁ…竜崎は…
こんなに腰を押し付けて…」


もう自分で自分が制御
出来ない位
陥っているのがわかる…


月君は私の蕾に指をあて
ゆっくりと入ってきた

「ぅぁっ…はぁ…あぁっ……!」


指が入ってくる感覚と
内が蠢いている刺激で

声が漏れ出す…


痛みじゃなく
快感が私を襲う


「あんっ…あっ…!!
らいっと…く…もっと…」


指が抜かれ


「入れるよ…竜崎…」

月君のが脈をうちながら
私の蕾にあたる


それだけで躯は反応し
イってしまいそうだ…


グッと押し込んでくる
快楽に私はただ声をあげる


「あぁっ…!っ…ぁっ…!
…月く…んっ…」


「竜崎…可愛いよ…
もっと僕に…
竜崎の可愛い声を
聞かせて…」


腰を低くして
奥迄貫いてくる


そんな激しいピストンを
されたら我慢が出来ない


押さえていた声が
全部、全部━


「ひゃぁ…!
あんっ…ライ…トくんっ…!!

そんな…激しくっ…
動かないでぇっ…!

…もっ…う…
駄目…駄目でっす…っ…!!」


「ん…良いよ…
竜崎…じゃあ…
一緒にイこう…?」


激しく動く月君の
ピストンに合わせ
腰をすりよせ擦る中


私は貴方が
「キラ」じやない事を



ただそれだけを
願いながら果てた━…









*終*

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あきゅろす。
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