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RISING SUN
漢の証明2



ジュブジュブとあり得ない大胆な音をたてて、激しくおれを責めたてて。
更にあり得ない行為に及ぶ。

おれが骨抜きになったのをいいことに、あられもない恰好をさせられて。
おれの大事な情処を蹂躙して、信じられない暴挙に出た。



そんなトコっっ!?
シャワーもないのにどーすんだっっ!?



襞のひとつひとつを丁寧になぞっているんじゃないかと思えるほど、じっくりと舐めて。
やがて、中に舌を挿れて抜き差ししてくる。

おれは何だか、こんな非現実的な状態に変に興奮させられて。
思わず声を洩らしてしまった。

「ぁ、……ふ、んぅ……」

その声に、おれはゾッとした。

鼻から抜ける息と、咽奥にこもる声音。
自分のものとは思えない甘い啼ぎ。



ヤバい!

諏訪を更に煽ってしまった



「──っ!?……ぁ」

諏訪は長い指をおれの中に入れてきて、おれのいいところを掻き回す。

このままいってしまいそうなほど気持ち良くて、何だか抵抗するのも忘れていたら。
諏訪のキスが迫ってきた。




………………!!!!

それ!間接キス!!
自分間接キスだからっっ!!

嫌あぁぁぁぁぁぁっっっっ!!



迷いなく重ねられた唇が、しっとりとおれの口を塞いで。
深く、深く、おれの舌を舐めて、絡んで、甘えてきた。



……………………。



いつもキレイにしていて良かった。



おれは、ディープな愛撫をもらいながら、複雑な心境に陥って泣きたくなってしまった。



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