[携帯モード] [URL送信]

Arcadia
The world of mystery
「あれ…。
此処は…何処だ…。」

目が覚めるとそこは、薄暗く霧に覆われた場所にいた。

「何でこんな所にいるんだ?」

俺はそんなことを言いながら、ちょっと歩いてみることにした。

霧が深くて周りがよく見えない。

人ひとり見あたらない。

すると、遠くで何やらボーンという音がきこえる。

行くあてがなかった俺は、とりあえず音のする方へ行った。

やがて、そこに見えてきたのはヨーロッパ風の時計台であった。

俺はとりあえず時間を確認した。

6時35分…

俺はなんとなく時計台に入ってみることにした。


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!