Arcadia
The world of mystery
「あれ…。
此処は…何処だ…。」
目が覚めるとそこは、薄暗く霧に覆われた場所にいた。
「何でこんな所にいるんだ?」
俺はそんなことを言いながら、ちょっと歩いてみることにした。
霧が深くて周りがよく見えない。
人ひとり見あたらない。
すると、遠くで何やらボーンという音がきこえる。
行くあてがなかった俺は、とりあえず音のする方へ行った。
やがて、そこに見えてきたのはヨーロッパ風の時計台であった。
俺はとりあえず時間を確認した。
6時35分…
俺はなんとなく時計台に入ってみることにした。
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