おおふり タカレン アベミハって?? 「おい、なんなんだ今度は言ったよな。気のない投球すんなって」 キョド「……」キョド 「っ……、怒らないから言ってみ」 「……、阿部君。さっきの事怒った?」 「さっきの事?」 「オっオレが、体幹鍛えてた事」 『しまった、誤解されたか?』 「田島君は、おっ怒ってないよって言ってくれたけど、……確認したくて」 『田島って、オレの気持ち分かんのか?三橋にもそんな風に、伝わればいいのに。オレこんな性格だし』 「……」 「……別にさっきのは怒ってないよ。お前も頑張ってる。オレも、お前のリードだって再確認出来たし。気合い入った!!」 「あっうん!」 「よし、んっ手」掌の合わせた。 「おおっ、冷たくない」 「うん、阿部君に聞いて良かった!オレ阿部君に、嫌われなくないしっあっ……」 キョドキョド 「///、前にも言ったけどさ。オレお前の事好きだよ」 「本当に!?」 「おっおう……」 「良かった、両想いだ」 にへらと笑う三橋。 『こいつ、熱あるんじゃね〜の??間に受けるな、普通にこう言う事、言うやつ出しな』 「そうだな、雑談終わり。ほら続けるぞ」 「うっうん」 『阿部君にまたスルーされたぁ〜!!』 ドギマギドキドキ 「よし、こい 」 パシー 『球乱れてるな』 パシー! イラ、イライラ 「三橋テメー!どうしたって言うんだ?」 「阿部君が、オレの告白スルーするから」 「告白だぁ〜!!」 「好きだって言ったのに!!」 『あれって本気!!』 「////、練習中に野球以外の事考えんな!!」 「だって、阿部君の距離が近いから……意識しちゃっ」 「ここにいてそれじゃあ、お前身が持たないぞ。オレの事意識してるんだろ」 ドキドキ 「だから今は練習。話はそれからでいいな」 「うん」 練習後 いつも通り皆お着替、三橋と阿部は隣で着替える。 きょどり始める三橋 『わ〜、今日も阿部君の裸が!!』 「何してるの、早く着替えろよ。風邪引くぞ」 「うん。阿部君はオレの事嫌い?」 「嫌いじゃないけどさ。って後でって言ったろ!!」 「阿部君、声大きい!」 「うるさい!!黙って着替えろ///」 『あれ?顔赤い??』 「三橋、阿部じゃあな〜」 「おう」 「……」 部室から、自転車置き場までの距離。 皆と間を取って、二人歩いた。 「……、オレも三橋が言う意味でお前が好きだよ。抱き締めたいって思うし、めちゃくちゃキスしたいよ」 「……今して!!」 「今〜!!分かった」 ちゅっとホッペにキスした。 「これだけ?」 「学校だぞ、ここは自重しろよ。オレは我慢するね」 「オレは我慢したくない」 そう言った三橋は、歩き出していた、阿部の袖を持って止め振り返った瞬間、唇を重ねた。 三橋の可愛い大胆な行動に、動かされて阿部は、腰に手を回して、クチュと深く口付けた。 舌が絡むと三橋は苦しそうにした、慣れず呼吸をどうしていいか分からないんだ。 でも一度煽られた阿部は止めない。 そのうちに、甘い声が漏れて来た。 阿部は三橋を解放した。 はぁはぁはぁはぁはぁ 「 ほら、帰るぞ」 「うん」 次の日 「三橋、何だ今度は!?乱れてるぞ球が、集中しろよ」 「一つ、聞きたい事が」 「何だよ」 「昨日の続き、いつしてくれるの?」 『こいつ、また煽ってるな!』 「///、じゃあ今度の休み。オレの家かお前の家で」 「うん!!」 三橋はいきなり阿部の頬にキスをした。 「っ…、馬鹿!部活中」 「ほ〜い」 「三橋、やっと阿部に昨日、告白したらしいぜ」 「上手くやってるみたいだね」 「栄口は、巣山にこくらないのか?」 「田島こそ!花井とはどうなってる??」 「進展なし、花井って鈍いからさ。この頃は変にモーションかけるより、ストレートに言った方がいいかなって思って」 「俺も、そう思うよ。でも怖いよ」 「うん、三橋は凄いと思うぜ」 「俺は、勇気まだ出ないや」 「そっか〜、まぁ当分、阿部と三橋を微笑ましく見守ろうぜ、あいつらすぐ喧嘩になるし。 見ててやんないとな」 「そうだな、阿部と三橋は」 「……、面倒だな。俺らがその会話する時略さない?」 「どんな風に?」 「ん〜、アベミハとか??どうよ」 「いいね〜、アベミハアベミハを見守ろうぜ会、だな。」 「ゲンミツにな!」 二人は、こんな会話をされてるとは思わず、これからもいちゃいちゃするのであった。 アトガキ 後会話遠くから見守る田島と栄口 あんたたちも早くこくって両想いになっちまいな!! ほのぼのでなんだか積極的な三橋であった。 [*前へ][次へ#] |