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おおふり
タジハナ+ギャグなミハベ  何進展??
「花井〜!」
ちょいちょい
「どうした、ダメ?」
投球練習中のいきなりの呼び出し
「違う、個人的な話があんだ」
「何?」
と顔を近付けると、ぶちゅーっとキスされた。
「よし!エネルギー供給完了」
「田島!!」
「いいだろ、別に。いつもは背の差があって、したい時に出来ないんだからさ。こうでもしないと、オレ死んじゃう〜」

いつもの不意打ちを食らって、自分に呆れた。
「……続き?」
「おう、次沖〜!来い!!」
とグローブを叩いて構えた。


……
倉庫での事

『田島の奴、人の気も知らないで』

「どうした、花井?顔赤いぞ。ああ、田島?」

『あっ阿部にバレてる!!』

『分かりやすいな』

「お互い苦労すんな。天然だし」

『えっ?』

「阿部も三橋に不満があるの?」
「ああっ、大有りだ。何回言っても、直んないし挙げ句にこの頃はかなり悪化傾向にあるんだ」
「悪化……」



「阿部君!」
「何だよ?」
「しゅ集合だって」
「分かった、あんがと。行くか花井」
「ああ、集合ね」


『あっあんがとだって!あっ阿部君可愛い!!』
フリーズ三橋。



「何してる三橋??」
くるりと振り返った三橋の目を見て、ヤバイと感じた『くっ来る!』

「阿部君!!」走り込んで来る三橋。

阿部は身構えて、三橋の強引な抱き締めを防ぐ。

「バカっよせ!言ったろ!!」


『うわ、激しいな。こりゃ阿部も大変だわ』


「だって、阿部っ君可愛かったから!!」
「可愛いだぁ〜!!オレは可愛い言動を、今した覚えはないけど??」

『おおっ、阿部君。今日は一段と!!!』
「阿部君!!」
強引な抱き締めをすり抜けて、ベンチに走って行く阿部。


「確かに、天然は怖いな」

と隣を走る阿部に、声をかける花井。
「だろ、三橋の場合。学習能力がねぇ〜と言うか、自重しねぇ〜と言うか」

「阿部、それは言い過ぎだろ」

「そうか?いいんだよ、三橋にはこれぐらいで。
甘い顔すると、直ぐに調子に乗るから」

「そんなもんか?」
「うん、花井も田島に隙見せんなよ」
「ハハ、そうだな」






「花井。」ちょいちょい
『うう、昨日もそれで不意打ち食らったしな、直ぐには行かない。すぐには……。』


「花井ってば!!」
と寄って来る田島
『おっ田島から来た、しょうがねーな』

ここは放課後の教室で、田島は廊下から呼んでいた。




「……どうした」
「オレ、考えてたんだけど……花井って、本気でオレの事好き??」
「そりゃ、好きだよ」
「でも花井はオレにキスした事ねーじゃん。積極的じゃないし……」
『……オレが落ち込ませた?オレ、自分の事ばっかり考えてて。でも田島の事、嫌いじゃない。阿部と三橋の関係はあるけど、オレと田島は違った関係があるんだよな。……阿部の意見鵜呑みにすんのもあれか』

「花井っ、やっぱりオレの事ウザイって!」

『ヤバイな、こりゃ』

「田島ごめん。オレ、自分の事ばっかり考えてて……お前の気持ちくみもせずに」

「……」
「オレはちゃんと田島が好きだ!だから今それを証明する」

「キスするって事か??」
「ああっ!」
「おおっ!どんとこい!!」

と目を閉じられて、上を向かれて待たれると、何ともこっ恥ずかしくなってなかなか一歩踏み出せない、のがいつもの田島に対する花井の行動だ。

『今、田島はオレからキスする場面を作ってくれたんだ。この機会を逃したら。絶対もう勇気出ない!』

そう意を決して、唇を重ねると不思議と緊張がとけて神経が唇に集中した。
見たいにそこだけが熱を持った。

ちゅっ、ちゅっと何度か唇を重ねると花井は田島から離れたが、胸に飛込んで来た田島のキスは

『田島!舌入って来てる』

「っ……あっ……待って田島。俺、立っちゃう///」

「立ったらオレがどうにかしてやるよ!」
「バカ、これから部活だろ?」

イチャ イチャ


「花井〜!!」

『阿部!!』
とっさに田島を自分の体から離した。

「よぅ……」
既にユニフォーム姿の阿部が、教室に来た。

「田島も一緒か、部活はじまっぞ。それだけ言いに来た、早く来いよ」
「あっ、阿部!一緒行くよ」
と花井は荷物を持って、阿部を追い掛けた。



「いいのか、田島ほっといて?」
「ああ、何か顔見んのはずいんだ……」
「何?進展」
「う、まぁな……、阿部は?何か浮かない顔だな」
「今日帰りに、三橋の家に寄る事になった」
「えっ、それって?」
「名目は、貸した雑誌返して貰いに行くんだけど」

「まさか、やる??」
「オレはそんな気はないけど、三橋は張り切ってるな……」
「嬉しくないのか??」
「そりゃ嬉しいのもあるけど、ああ見えてあいつヒドクするから……、って何話してんだオレは」

『阿部が赤くなってるな』

「とにかく絶対にさっさと帰る!!逃げ帰ってやるぜ!!」
『何か、妙な所気合入ってるな……』



部活後

「あれ〜、花井と田島は??」
「便所だろ??」
と阿部が言った。
「あっ阿部君、オレの家、よっ寄るよね??」
「ああ、お前が雑誌忘れたしな」


「うっ、はぁ……たっ田島!!」
「何??」
「もう止めろよ、こんなとこで」
田島と花井は、便所ではなく現在体育倉庫の裏にいた。唇を攻められる、花井は酸欠状態でそう言った。
いつもの様に赤い顔で……。
「花井って可愛いよな」
「えっ!!」
「キス早く慣れてよ!!」
「馬鹿。こんな恥ずかしい事に、慣れなんて来ないよ!!」
「でも、そうじゃなきゃ……オレ先に進めない」

『うわ〜、この顔この真面目な顔に、おれは……』

「わっ分かった。でっでもここじゃ駄目だ。出来ればどっちかの家がいい」
「分かった、ここ外だもんな、野外プレイは普通にやってからするもんだし!!」

「ほんじゃ、帰るか!!」
「ああっ……」



『どこでそんな言葉習ったんですか!!』



その頃、三橋の家に寄った阿部は。
「だからやだって言ったろ!!しかも中出ししやがって!!」
「ごっゴメ!!(涙)」
三橋の頭を、グリグリしながら思った。

『今回は、何が何でも許さねーぞ!!!』

「今度したら、別れる。お前との関係を、チームメイトとしてだけにする!!」
「そっそんなぁ〜(涙)」

『泣き顔見なけりゃどうにかなるだろ。これに凝りて、こいつ少しはオレの事聞くようになるだろうさ』

「帰ろ、」
「あっ、待ってまだ!!」
「うっ!!」
ツーと流れる三橋の精液。
「うわ!!」っとしゃがみ込んだ阿部を見て三橋のスイッチはまた入る。
「あっ阿部君スキダァ!!」
「ばっ!!何!!」

この日、三橋ママは不在で。
阿部は、三橋の手中にはまってしまっていたのだった。それに阿部が気が付くのは、次の朝の事だ。



アトガキ
タジハナ可愛い!!
ミハシは崩れてるなぁ〜。
このキャラは原作にはないよ。

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あきゅろす。
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