結界師 正X良 もっと手加減してよ。 「時音先に帰っちまたな。斑尾俺達も帰ろう。」 そうして仕事を終えて帰る途中いつもより空気が薄く感じた、何故だろ? 体に違和感を感じながら家路を歩いていると前方に人影がこちらを見ている。 「斑尾先に帰ってて」と言うと良守は身を翻し結界で上へ上がって行った 「何だい突然?」斑尾の横を人影が通った 「何だいあいつかい、帰って来てすぐ喧嘩かねぇ〜」 斑尾は正守の良守に対する事を何となく分かっていた、良守の体から正守の匂いが微かにするからである。 「はぁはぁはぁ………うわ!」 大分空気が薄い所まで来て結界の上で休んでいると後ろから抱き締められた 「何で逃げるんだ、良守」 「別に……兄貴が帰って来てやること一つしかないから………」 「それ誘ってる??」正守の手が良守の胸元に入りかけた時 「バカこんな所ですんな!!」そう言って逃げ帰った。 『どこでも発情しやがって、兄貴の奴。』 「逃げられたか…まぁいい、時間はあるし。」 家・風呂『ちょっと抱き締められただけなのに……何してんだ俺…。』浴室で自分の体を見てびっくりした。 『そんなに兄貴が恋しかったのかよ?!』着替えて布団に入って眠りにつこうと思った時 玄関で「おかえり、正守。」と言う父さんの声が閉じる瞼と一緒に聞こえた。 「夜はもう食べたの?」 「起こしてごめん、大丈夫今日はもう寝るから。」 「そう、じゃあ父さん寝るからね。」 「おやすみ。」 「おやすみ。」そんな会話を布団の中で聞きつつウトウトとしていた。 『兄貴なんか……そう思えればいいのに……。』 学校から帰って来て仮眠を取ろうと部屋に入ろうとすると正守に呼び止められた「良守。ちょっと。」そう言って自室に入って行く正守に着いて行くしかなかった。 部屋、あまり帰ってこないのでスッキリしている。 でも目に見張るものがあった、布団が敷いてあった。 「なっ!……何だよ?!ちょっとて…。」 「いいから、おいで。」 『この顔だ、普段見せないこの顔に騙されると意地悪をされる。でも…』 久しぶりに会って良守も触って欲しくない訳じゃない、でもそんな事言えないし行動になんて示せないそんな風に思うと苦しくで動けなくなった「……っ…」顔を伏せて正守の顔なんてまともに見れなくなる。 「…良守??」 少しずつではあるが正守に近づいて行く良守、詰め先が布団に届いた時、ドキドキしてならなかった。触れられたいけど、恥ずかしい。 今からその行為をするのだと分かっている良守はもどかしくてしょうがない。 『俺も兄貴に触れたい。』 言葉には出さないが行動にだけは。 良守は自ら己の体を兄の広い胸に委ねた。「良守……。」 そう切なげに耳元で囁かれると、体がぞくりと波打った。 ぎゅっと抱き締められて、久しぶりのくちづけを甘く交した。 それだけで体はほてり良守はねだり始めていた。 「はぁ…はぁんっ…ふっ」良守の口から唾液がゆっくりと垂れた。 クスっと笑う正守を無視して胸に顔を埋めた 『ハズ///…初めてキスされた時みたいだ。あっ兄貴も、心臓早い。』 そしてまた鼓動が早まった、正守は良守を抱き締めていた腕を緩めて制服の中に手を入れていじり出した 「…んっアッ」指が動く度に体が反応した。 正守のふとももにお尻を乗せて身をヨジった。 「兄貴っ…そこばっかりあっ!」 「でもこうされるの好きだろ?」 そのうちにどんどん巧みに脱がされて 「ばんざいして。」「うん。」少し赤くなった乳首が可愛く顔を出した、正守はまだ全然乱れてない。 それが嫌で良守の手が着物の帯にかかり、しゅるりと乱してやった 「………」ゆるんだ着物から見えるのは筋肉質な体だった。 「積極的だな。今日は」「…別に。」さっきまで素直だったのに体をずらして布団に座り込み目をそらす 『…ホント可愛いな、いじめたくなるよ。』 良守の態度を見て酷くしてやりたくなった。 良守の手から帯を奪うと抵抗する良守の上に股がり両手をきつく束ね縛ってしまった。 「何すんだよ!!」息を荒げて見下ろす正守を睨みつけたがもう遅い 『良守に罵られるのって興奮するな。』両手をばんざいした状態で動かせない様になってしまった。 正守はバッと着物を脱ぐと立った乳首を舐めながらズボンごしに良守を揉みだした。頭越しに聞こえる苦痛と快楽に溺れている声で正守は興奮した。 良守の好きな所を舐め回した。 耳の裏、首筋、乳首「兄貴っ!…もうっ……。」 「出そう?」苦しそうにしている顔が素直にコクコクと頷いたのでズボンとパンツをいっぺんに脱がした。 「あっ…はぁはぁはぁはぁ…」解放感でまた感じた、既にいきり立った先端からじゅるりと滴り流れていた。 …クチュ…直に触れられて体が思わず震えた…強くしごかれて一度行った 「早いね、そんなに寂しかったか?それとも一人でしてた?」 「そんな事ない!!一人でなんて!…っ」怒った顔を背けた 「力いっぱい否定しなくてもいいじゃないか、傷つくよお兄ちゃん。」 不気味な笑みを浮かべたのを良守は涙を浮かべた瞳で見た、そして行ったばかりの良守を兄が口の中で持て遊び始めた、達したばかりのそれは敏感に反応を示しどこもかしこも性感帯の様だった。 『あっ…あっにき…///』 キュっと唇を噛んで声を抑えた「声聞かせろよ。」 一旦口内から解放して指を濡れた穴に突っ込んだ。 「あぁっ!ハァハァ…んっ」ビクビクと腰がうなって声を漏らした 「良守、締め付けすぎ。動けないよ。」 「やっんっ…兄貴っ手、ほどいて」 「逃げない??」こくりと頷いたので、ほどいてやると首に腕を回して、正守を抱き締めた。 『兄貴。』 「良守、重いでしょ?」 「へーき、少しぐらい…」 「もっと足開いて。」…クチュ…グチュ…淫らな音と二人の荒い息が交じりあって、また硬くなって来て濡れ始めたそれはもう我慢しきれないほどに膨張していた、勿論正守も入りたくて仕方がない。 「兄貴っ入れて…お願い。」 「…ずるいなその顔。」そう言うと自分のモノのあてがいズズズと入って来た。 膝がお腹につきそうなくらいに足を開かれやっと物足りなさが大きい兄の分身に支配された。しばし息を整えて良守の手は兄の背中に回っていた 「動くよ?」両手をついて小刻に動き出した、擦れるお互い秘部の音が響いた「あっあっハァあんっ!んっアァ」 「良守、…ハァハァ…お前の中最高だな。」 そうやらしい事を言われると良守も嫌なはずなのに感じて兄を締め付けた。 それにこたえて角度を変えて攻めて来る 「…ヤダ、そこ!変っあっ」 妙な感覚に陥って、良守の爪が背中にギュっと刺さった 「何がヤなんだ、好きだろ。ココ」 …グチュグッチョングッチョン…なおも責めたてて鳴かせた 『ヤダって言ってんだろ!兄貴!』 『クスっまた後で怒るだろうな、まぁ怒ってる方が締まりがいいし。』 「あっ!アァ!!」 絶頂を迎えて良守の体が震えて一瞬二人の体が硬直して、中に欲望をまき散らした。ズルリと繋がりをといて二人ともぐったりと横たわった。 息を整えながら正守が腕の中へ良守を抱こうと思うとその手を力なく拒絶して起き上がった。「どこ行くの?」 「…風呂。ベトベトするから。」「まだ夕飯まで時間あるでしょ、もう少し一緒にいようよ。」 「やだね。わっ!」背中を抱き抱えられべっとりと汗が張り付いて心臓の音が聞こえた 「しんどかったら俺烏森今日かわるよ?」 「だったら手加減しろ!バカ兄貴。」ひじでごついてやったが放そうとしない「無理だよ、頻繁に会えないし会える日にやっとかないと。」 「やめろ!恥ずかしい。毎日会えたら会えたで毎日する気だろ!」 「分かってるんだ。じゃあもう一回していい。」 「むっ無理だ!そんな事。」カバっと立ち上がるとピキっと腰が鳴った。 「うっ!っ〜。」クス「良守、おしり隠して。犯すよ。」 「///見てんじゃねーよ!」そう言って服を着て部屋をあとにしようと思ったが兄に呼び止められ振り返ると「また、背中に爪痕つけてくれよ。」 「えっ!」「あれ、気づいてなかったんだ。毎回爪立てるよね、良守は。」 「バカ兄貴、さっさと帰っちまえ!」ぱしんとふすまを閉めた。 夜烏森 「滅!」 早めに来ていた人影は「正守さん?!…良守はどうしたんですか?」 「ちょっと体調崩しててね、俺が代わりに来たんだ。」「良守の体の調子は?」「心配しなくていいよ、ちょっと腰痛でね。」 「…そうですか。」 『良守、結構愛されてるじゃないか、まぁ渡さないけどね。』 離れて行く時音と白尾の背中を見ながら、クスリと笑った。 「あ〜あヤダね。あんたが無理させたんだろ。」 「何でも知ってるんだな、斑尾。」 「分かるさ、匂いでね。」 「それはいい、良守の匂いがするって訳か。」 『この男は、良守も隙見せたのが行けなかったけどね。』 「次はどんな風に抱こうかな。」 アトガキ 危ないまっさんと妙に甘える良守が可愛い。少しいつもより長くなってしまいました。今度はちび良守と兄貴で何か書こうと思います。 [*前へ][次へ#] [戻る] |