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結界師
正X良 両想いなんて・・・
自分の結界の上から薄い結界が張られる

「やっ!ヤダって兄貴!!」
突然窓から帰って来て俺を組みしこうとする兄貴に俺は身をよじって抵抗した
「俺が帰って来る理由なんてこれしかないだろ。」

でも烏森から帰って来てやっと寝ようとしていた所。
ズボンも下着も全部着ているものを次々と剥がされた
「あっ!嫌だって!」足を無理に開かれる。
体がぼんやりして抵抗も意味がない
「分かってるだろ??だったら黙って足開いとけばいいんだよ!」
グッグチュ。
「うっあぁぁ!!」いきなりの挿入に逃げ腰を大きな手で固定されて揺すられる。
「んっ…ふっ…、嫌。」
正常位で目を合わせれるが、良守はグッと腕を自分の目に当てて快楽をくぐもった声で堪えていた。「良守、お前の中っ気持ちいよ。」そう言って中を擦って来る
「言うな!っ…兄貴のバカ!」

『けなされるぐらいがいい、全てを手に入れたら…失うのが怖い。』


ビクビクと痙攣して「んっ……あっあぁっ!!」
自分の腹を白い証が汚した。
でもまだ放してくれない、行ったばかりなのに掴まれてしごかれる、すると一緒に達した兄のが中でまた大きくなる。
その衝動にまたピクピクと小刻に体が震えた。
「んっあっ!あっ…はぁハァ…」

弟が苦しそうにあえぎなから手を伸ばして来るのでそれに応じて体を近づけた

首にわまされた腕が力なく乗しかかって聞いて事のない囁きが
「兄貴…好き。兄貴が好き。」

『いつもはそんな事言わないのに…何で?』

「何でそんな事を言うんだ?」
意外な返答に戸惑った
「…っ兄貴が喜ぶと思ったから。」

「言うなよ。好きなんて……。」

「なんだよ、それ?……。」
「嫌なんだ、受け入れられないよ。」
「…、抜けよ。」
「嫌だよ。」
「いいから抜けって!!」良守の強い抵抗に戸惑い体の力を抜いた。
ズルリと繋がりが切られた。

はぁはぁはぁ


荒い息を整えてから無言で兄を見ずに服を着出した
「俺には与えるだけ与えといて
俺の気持ちは受け入れられないのかよ!
……、クソ兄貴。」


「…良守。」
「触んな!出てけ、帰れよ!」
「…良」
「怒るぞ!!…あぁもう、兄貴が出て行かないなら俺が出てくよ。」
「何処に行く気だ?!」
「…風呂。このままじゃ寝れないし。俺が戻って来る前に帰ってよ。
……少し考えてよ、両想いって事がどんなに大切な事か」
「…求められるのに、こっちからは求めちゃ駄目なんてそんなの俺嫌だよ。」


「良守、そんなに俺が好きなの?」
「あぁっ好きだよ。何度も言わせるなよ」その時やっと目を合わせた。

「俺…俺、兄貴がいないと…。」
「良守…」兄が抱き締め様とすると弟はそれを制した。

「今日は終り、もう帰れよ。」
「このままで??」まだ元気な兄貴を見下ろした。


「自分でどうにかすれば。」
「そんな、つれない。」
「酷いのは、兄貴だろ。」そう言って出て行った。

「良守っ」止める事が出来なかった、原因は自分なのだから

『…愛されるのは怖い。いくら良守でもいつかは俺を嫌いになる。…誰も失いたくない…』

そんな事を考えていると元気がなくなった。
「むなしいな。」そしてしばらくして着物を着始める。
いつもの作業なのにそれが重くのしかかった。
玄関に腰を下ろして草鞋を掃き始める。

不意に後ろに人の気配がする。
振り返ると風呂から上って来た良守だった。
「じゃあな。」
「ああ・・・。」
自分が何かを言い出す前に良守が別れを告げる。

もう帰るしかないか。



「ちゃんと考えろよ、さっきの話。返答次第では、もう俺の体に触らせねぇ〜からな。」
「それは、きついな。」
「じゃあまた来るよ。」

「うん。」






アトガキ
臆病な正守はしっかりと良守の気持ちを受け止める事ができるのか??
続を書くかもしれません。

ほのぼのと、激裏を書きたいなぁ〜。

読んでくれてありがとう。


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