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結界師
正X良 二人っきりの烏森の夜
正X良 二人っきりの烏森の夜

今日は兄貴と二人で、烏森の見回りをした。
今日はもう大丈夫だろうと思い帰ろうとすると、兄貴が話があるからと、俺を引き止めた。

二人っきりの屋上で、兄貴は俺にキスをしようとした、拒んでやった。    
この所、兄貴は仕事で俺の事をほったからしにしていたので、すぐには許してやらないと決めていた。

          
「そうやって拒んで、結局抱かれてるのはどこの誰だよ」


「同意の上じゃない」

  
「まぁ最初は無理矢理過ぎたよな、謝るよ」

「兄貴の事、好きじゃない。でも嫌われてなくて良かったと思うし、抱かれるのは恥ずかしいけど嫌じゃない」

「いいよ、今はそれでも……」

正守の手が、良守に近づいて来る。
雰囲気で、兄貴が考えてる事が分かった。

「どこでも発情するな!バカ兄貴!!」

そう言って距離を置いた。

「クククっホント可愛いなお前は、俺の心を離してくれない」




「おいで」

そう言われても良守は、背中を向けたまま動こうとしなかった。
すると正守の大きな手が拒む良守を胸の中におさめた。

「良守……」

切なそうに呼ぶからうずくまった顔をあげてしまった。
すかさず唇が落ちて来た

「んっ…………ふっあ!!息が出来ないだろ!!」

「分かったよ。
    もうしないからもう少しだけ俺の腕の中にいてくれ、暴れないで。」

そう言われてしまうと動けなくなる何でなんだ。

何でちゃんと拒否しないんだよ、俺は。
兄貴の事なんか!!
兄貴の事なんか!!
何とも思ってないはずなのに・・・。
変だよ俺、兄貴が帰って来ない間兄貴の事ばっかり考えて
でも兄貴の前では正直になれなくて
『俺ってバカみたい』

そう考えていると想いが少しだけ言葉になった。
俺は兄貴の腕の中で

「…兄貴……。」

と囁いた。
すると正守は良守を押し倒した!
「よせよ!ここ外だぞ!」
「良守、よく見て。」

周囲をみると兄貴の結界の中にいて地面から少しだけ浮いていた。

器用な事しやがってと思っていると兄貴の手が俺の着物を脱がしていた。

「止めろよ……こんな所で。」

「でも、お前の体は反応してくれてる。」
確かに体がだんだんと熱を帯でくるのが自分でも感じられた。正守の手が乳首を優しく愛撫し始め舌で舐め上げたり
淫らな音だけが耳にこびりついた。
正守の動き一つ一つに良守の体はピクっと反応した。

「なんだか前より感じてるな。」 
恥ずかしくなって良守は口を開いた。

「兄貴が悪いんだ。俺をほって置くから・・・。会いに来ないから。 人の体もて遊んで、一ヶ月も放置しやがって!!」

顔を背けて、言ってやった、言葉にしたら涙が出て来た。

正守は何も言わずに良守の涙を舌で舐め取り、泣きやまそうと良守のあごをやんわりと取りついばむ様なキスを続けた。

「ふっ……ヒック(涙) 今更優しくするな、バカ兄貴。」

そう言い放つと正守から逃れ様とした良守の唇を奪い、舌を侵入させて来て良守の舌に絡ませて口の中で暴れた。
抵抗する気力を削がれた良守の熱い体はまた正守の下に横たわっていた。
口を解放して上から良守の感じた顔を堪能した。


今は俺だけの物だ。良守


「しょうがないだろ………仕事が詰まってたんだ。
だから片付けてすぐに良守に会いに来たんだ。

……クス…すねるなよ。」

「はぁ はぁ すねて…なんか……あっ!!」
何事かと思うと正守の膝が良守の熱いものに当たってしまったのだった。


「気持ち良くしてやるから、機嫌なおして。」
「ヤダ!触んな! あっ やっ  んっふ あぁ 」
良守のを生で久々に触った。
上下にしごいたり爪を立てたりした。

キスや乳首だけでこんなに濡らしちゃって。

「やっ 兄貴!  あんっ  」
正守は口で愛撫し始めた、その巧みな舌の動きや、ねっとりとした唾液や口の中が良守を快楽の絶頂へと導いた
「兄貴!! 出る あっ あぁ!!」
思わず正守の口の中に快楽のミルクが弾けた。

「濃いな。自分でしなかったのか??」

自分の下で全身で息をしている良守に聞いた、無数に傷ついた体にピンクの感じるポイントが二つ可愛く呼吸波に上下していた。
正守には良守のすべてが愛しい
「しない……だって俺の手兄貴のじゃ…ないから。」


またそんな事を言って……期待していいのか?
自覚してないだけで良守も俺の事好きかも知れないって。


そう思うと今すぐに良守の中に入りたいと下半身が反応した。

良守の濡れた蕾に指を強引に入れた。
良守の体がビクーって反り上がった
「あっ兄貴!!」
「ごめん、
  やっぱり我慢出来ない……良守の中に入りたいんだ。」

恥ずかしくて目をぎゅっとつぶったが
声はもれた、
自分の中でうごめく正守の指が出たり入ったりして
指が二本に増えた時はもう
その満足出来ないもどかしさに
早く欲しいと自然に腰や体が動いていた。

手を正守の着物の中に滑り込ませて背中に爪を立てた

すると、それを感じ取ったのか指を抜いて
すぐに寂しく淫らに誘っている所にゆっくりと自分自信を沈めた。息が詰まった・・・。
何度してもこの圧迫感には慣れなかった。
すべてを受け入れた後に荒く息をした。
「・・・兄貴・・・・・」
そう良守が耳元で囁くのが合図だったかの様に
正守の良守の中で暴れ出した。
ぐちゃ ぐちゃ と淫らに擦れる音と二人の荒い息遣いだけが
響いた。
「あっあぁ」
意識が遠くなって行きそうなのを必死に堪えて、良守は兄の背中にしがみついた。
すると、良守の中で大きくなった
        正守はさっきよりも激しく奥を突き出した。
良守の感じるポイントを刺激した。




「あっ・・・。兄貴!!行っちゃう!  っあ!!」
良守の体がガクガクと震えて一瞬硬直する。
その時ギュウと締め付けられた
         正守も欲望を良守の中に放った。





良守が気が付くと汚れた体は綺麗になっていて、
寝巻きにしっかりと着替えていた。

見慣れた天井があった。
人の気配を感じると思ったら正守の背中があった。
どうやらもう帰るらしい「兄貴・・・。」
「起きたか・・・。俺もう行くから。」

そう言って扉に向う兄貴の背中に

「今度・・・いつ帰ってくるんだよ??
    それぐらい聞く権利あるだろ。」

「そうだな、お前がつけた背中の爪あとが消えないうちに。」



そう言って襖を閉めた兄貴の気配は家から遠ざかって行った。










朝、風呂に入ろうと服を脱ぐと全身にキスマークと思われる
赤い痕が付いていた。
「バカ兄貴め。目立つ所にも付けやがって。」
そうぼやいて良守は首筋の痕を触った。





アトガキ

いや〜。
ちょっと携帯であっためていたこの話
携帯をプチプチしていたら、結構長くなってしまいました。

また気が向いたら書くかもしれません。


今度はもっと、兄貴を受け入れない良守を書きたい。

なんだか全体的に甘い・・・。

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