月光を愛した少年
手にしたには… 7
しばらくして、桜さんの家に着いた
桜「ここが私の家だよ」
賢一「ここが…桜さんの家…ですか?」
そこにはごく普通の家があった。想像してたのと全然違うな…
桜「じゃ、入ろうか」
とりあえず家のなかにお邪魔した
賢一「お邪魔します…」
桜「じゃあ、とりあえずご飯にする?賢一君夕食はまだだよね?」
賢一「いえ、だいじょ…」
グ〜〜〜〜〜
…お腹は正直だな…
桜「…ほら、ご飯食べよ」
賢一「すいません…///」
恥ずかしいところを見せちゃったな…何やってんだ、俺の腹!
食事を済ませた後、俺は気になった事を聞いてみた
賢一「あの、桜さん。両親の方は…」
桜「ん?さっき言わなかったかな?二人とも出張だからしばらく帰ってこないよ」
賢一「…えっ?」
ってことはつまり…今は二人だけ!!??!
桜「だから家に居ても大丈夫だよ♪」
賢一「い、いやそういうことじゃなくて…二人だけってのはちょっと…」
桜「あっ…」
ようやく桜さんも理解した
桜「で、でも大丈夫だよ!わ、私賢一君を信じるから///」
賢一「そ、そうっすか…」
なんだか気まずくなったなぁ
桜「えっと…明日から学校だから、がんばっていこうね!」
気まずくなったからか、桜さんが話しを切り出ししてきた。
賢一「なにをがんばるんすか?」
桜「え?う〜ん…色々♪」
オイオイ…色々ってなによ
賢一「まあそういうことにしておきます。これからよろしくお願いしますね」
桜「こちらこそよろしくね!」
こうして、この世界での生活が始まった…んだよな?
明日、あの人達と会うのか…かったるい
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