*Novel*
学園BASARA A(BSR)
「佐助!早くしろ!」
2-Bのドアから俺の名前を呼ぶ大きな声。
「はいはーい。今行くからーっ。」
大きな弁当箱を抱えて旦那の方に走っていく。
「もう皆屋上で待っておるぞ。」
「へいへい。」
昼飯は基本、旦那と竜の旦那と慶次と一緒に屋上で食べる。
2-Bから屋上へ行くのには走ればそんなに時間は掛からない。
階段は少しだけだから、そうこう思っている内にほら着いた。
「あ、来た来た。」
「遅ぇぞお前等。」
ドアを開けると、フェンスにもたれ掛かっている
竜の旦那と慶次の姿があった。
「すまぬ。佐助が中々来なかったもので。」
「ちょっと!俺様のせい!?ちょっと授業が長引いちゃっただけだって!」
「Ha!そんな言いわk「言い訳じゃない!!」…。」
「まぁまぁ。そんな揉めないでさ、早く食おうぜ。俺朝急いでて朝飯食ってきてねーんだよ。」
慶次は、お腹と背中がくっつきそうになるほどお腹が減っている、らしい。
「そー、そー。早くしないと昼休み終わっちゃうよ。」
まったく…。と言いながら弁当箱を包んでいたハンカチを開く。…?なんか忘れた…?
「あ」
「あ?」
「ぬ?」
「ぅ?」
「お茶…持ってくるの忘れた…。」
その言葉を言った途端、旦那の顔が丸三つだけでできた様に見えた。
「なにをしておるのだぁぁああ!佐助ぇぇえぇぇ!!茶が無くてはっ…。」
俺様の肩をつかんで前後に激しくぶんぶん揺らす。
ちょ、きもでぃわどぅい…。
「はっ、はいはい!今から買ってく、るか、ら!やめ、て
気持ち…わる、い。」
もちろん、頭も一緒にぶんぶんと揺れているので、上手く言葉が発せない。
「急ぎ行って来るのだ!佐助!!」
これでも急いでるよっ。
さっき旦那が頭を揺らして、気持ち悪いの!頭くらくらするの!
自動販売機は屋上の隅の方に2台置いてある。
お茶を2本買って、素早く旦那達の居るところに帰っていく。
「遅いぞ!佐助ぇ!!」
「これでも結構急いだんだよ!?」
はぁ。と溜息をつきながら、コンクリート地面の上に胡坐をかく。
…まったく俺様は一日に何回の溜息をつけばいいのだろう。
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佐助目線終了!
でら短ぇ
御免。佐助。
あー、あと佐助慶次の事なんて呼んでんのか
わかんなかったので、「慶次」と打っておきました。
知識不足です…。すいません…。
誰か教えて(つД`)
次回は誰目線で行こうかな…
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