*Novel*
学園BASARA @(BSR)
「ゆきむるぁああああ!!!」
「お館さむぁぁぁああ!!!」
毎朝の日課、互いの名前を呼びながら殴りあう
お館さまこと武田信玄と真田幸村。
早起きして眠い時、この二人の声が嫌でも耳に入ってきて、良い目覚ましになるのかならないのか・・・。
いい近所迷惑だよまったく。
隣の人は注意できなくなる程呆れちゃってるみたいだけど。
まぁ、止めはしないけど。
「真田の旦那ー、大将。片付かないからさっさと朝食
食べちゃってー。」
朝食、昼食、夕食を作るのは俺の役目。
本当は家事担当になる気はもっぱら無かったけど、
気付けば、普通にやっちゃってる自分がいてちょっと怖いんだよね。
「おぉ、すまぬ。」
「んじゃ、俺様朝練あるからもう行くね。食器はちゃんと重ねて置くんだよー。」
こんなときでもオカン発言。
朝練とは、サッカー部の朝練である。
本当は部活なんて面倒臭いし、帰宅部でいーかなーって思ってたんだけど、旦那に無理やり誘われて入る破目になってしまった。
「はぁ…。」
おかげで溜息も倍になったよまったく…。
家事やるだけであんなに大変なのにたまにはこっちの身にもなってよ・・・。
そんな事を考えているうちに学校に到着。
家から学校はそんなに離れていないから、そんなに早い時間に行かなくても余裕。
教室に入って、鞄を置き、サッカー部部室に入って
ジャージに着替える。
中には2〜3人程しか居なかった。
まだ、早いからだろうか。
確かに俺も、もうちょっと遅くゆっくり生きたかったが…、旦那と大将の叫び声でパッチリ目が覚めてしまった。昨日の夜も遅く寝たし、寝不足だったため朝練では、ただボーっとしてただけだった。
「うぁ〜、たまには旦那も家事手伝ってよね。この目の下のくまがいつまでたっても治らないじゃん。」
大きな口を開けながら伸びをする。
「なんだよ。そんなに忙しいのか?」
「当り前でしょ。竜の旦那の所は右目の旦那が家事してくれてるから竜の旦那苦労しなくていいねー。羨ましいよ。」
はぁ、と溜息をつく。
「Ah?そんなんでもねぇぜ。だらけ過ぎてると小十郎が
「政宗様、貴方もたまには家事して下さい!」
って煩いからな。」
「へ〜、竜の旦那も苦労してんだねぇ〜。」
てっきり右目の旦那任せかと思ってたよ。
「なんだよ。小十郎任せかと思ってたか?」
「うん。」
ばれちゃってたね。
でも竜の旦那が家事かぁ…。
…想像しないでおこう。気持ちわr…
げっふんごっほん…俺様何も思ってないよ?
そして風のように4時限は過ぎて、昼休み。
「佐助ー!」
「はいはーい。」
もちろんお昼は購買部なんかでは買わない。
俺様の手作り。
確かに購買で買った方が俺様は楽だけど、
手作りの方がお金掛からなくて節約になるから…
しょうがないんだよ。
――――――――――――――――――――――――――――――――
佐助目線楽しいぞ!なんだこれは!
佐助と筆頭が同じクラスなのは、ただ一緒にしたかっただけです(((
今度設定書いときます
[*前へ][次へ#]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!