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*Novel*
学パロBASARA T (注:R-Q)(BSR)
「宿題全然やってねぇー」
「俺も俺もー」

という声を多く聞くようになったこの季節。
今は丁度、夏休みが後1週間で終わりそうなところだ。
学校が始まると、これはまた面倒続きが多いだろう。
そして、夏休みの宿題に1mmも手を付けていなかった生徒達にとっては苦難の1週間になることだろう。
その苦難な1週間を過ごすことになったのが・・・
普通でありそうで普通ではない3人の生徒達がアイスをしゃぶりながら、かったるそうに宿題をやっている。
片方の目に眼帯を付けた男と赤い鉢巻を巻いた男が、
いかにも面倒見が良さそうなオレンジ色の髪の男に
宿題を教えてもらっている。
オレンジ色の髪の男は夏休みが始まってすぐ済ましておいたらしい。普通の高校生男子に見えそうだが、学力テストではいつも上位に名を残している優等生だ。
名は猿飛 佐助。
さすがと言うか・・・とても分かりやすく説明している。
そして片方の目に眼帯を付けた男と赤い鉢巻を巻いた男の名は、伊達 政宗と真田 幸村。
幸村と佐助は一つ屋根の下で一緒に暮らしていて、幸村にとって佐助は母的存在らしい。
それはさておき、この二人の宿題は相当残っている。
数学は1〜2ページしかやっていないし、レポートも全然書けていない。
政宗は英語が得意なため、すぐ終わらせることができたが、英語力のまったくない幸村は英語の宿題は後回しにするらしい。そのかわり国語力はかなりある幸村。
政宗と幸村は得意科目が真逆で、お互いの得意科目がお互いに苦手科目となっているらしい。
「っだぁぁぁ!!!」
暑苦しさに耐え切れなくなった政宗が思いっきり伸びながら、声を出す。それに続いて、
「ぬぁぁぁぁぁ!!!」
と、幸村が声を出す。
二人とも、数学が全ページ終わったみたいだ。
「お疲れさん」
佐助が綺麗に区切られた西瓜を持ってきた。
「これも佐助のおかげだ・・・!」
幸村が笑いながら言う
「なーに言ってんの!まだレポートと英語!終わってないでしょ!まだ気ぃ抜かないの!」
佐助がいかにも母親が言いそうな言葉を口にする
「Ah〜・・・たりぃな・・・」
肩をコキコキ鳴らしながら言う政宗。
「竜の旦那も気ぃ抜くなよー」
「へいへい」
そして一休みしてまた宿題をやり始めた二人。
今日は徹夜ですべての宿題を終わらすらしい。
「あぁ〜・・・こんなことになんなら小十郎の言う事ちゃんと聞いときゃとかったな・・・」
小十郎、とは、政宗と一緒に住んでいる、婆娑羅高校(政宗達が通ってる高校)の国語を担当している教師だ
野菜好きで、手料理には必ず野菜を入れる。
もちろんその野菜はすべて自分で育てた物だ。
「むぅ、某も佐助の言う事ちゃんと聞いていれば・・・」
幸村も政宗と同じような言葉を口にする
「二人とも、口動かさないで手ぇ動かしなー」


「へいへい」
「うぅ・・・面倒くさいで御座るー」
「ちょっ!!旦那!何今更になって諦めてんの!?」
「だって・・・」
「だって・・・じゃないでしょ!!今やっちゃえば後が楽なんだから!」
もはや、佐助がオカンにしか見えなくなってきてしまった・・・

AM3:00・・・3人共目の下にものすごいクマを見せながら伸びをしている。ようやく宿題がすべて終わったようだ。
ある意味佐助が一番疲れただろう。
夜食を作ったり、二人に宿題教えたりだった。
今日は多分一日中寝る日になるだろう・・・。

そして、9月1日学校が始まった。
第二学期の初めは、暑苦しい体育館で校長の長い話を聞き、宿題提出、この流れが普通だろう。
そして、出席をとる前に担任の先生が・・・
「今日は転入生が来ています」
と口にした。幸村は好奇心が沸いてきているが、政宗にとってはどうでもいいらしい。
入ってきた転入生は、「長宗我部 元親」と言う名の男子だ。政宗は一瞬目を見開いた。
男とは思えない顔立ちだったのだ。
左目は政宗と同じように包帯で隠している。
元親は短めの挨拶を済まし、席に着いた。
席は政宗の隣だ。
「よろしくな」  「お、おう」
政宗は、なにか変だった。
普段は転入生などどうでもいいと思っていたはずなのに、今回転入してきた元親には、少しばかり興味があるらしい。政宗にとっては、珍しいことだ。
1時限目は、先生の長い話と、転入生の話題で終わってしまった。

 2時限目も終わり休み時間になった。
政宗はやることがないから普段どうりぼーっとしていたら、元親から「な、校舎案内してくんね?」と急に言われ、政宗は「!?おっ、おうぅ!」と言う変な言葉を返してしまった。
「come on!案内するぜ!」すぐに冷静さを取り戻し、
元親を校舎案内した。

休み時間のチャイムが鳴った頃、ちょうど校舎案内も
終わったところだった。

「え〜と・・・3階に理科室、家庭科室だろ・・・それと・・・」
「体育館。」
「それだ」
「ちゃんと覚えとかねぇと、恥かくぜ?」
「うるせ、記憶力はあんまねぇんだよ」
今日初めて会ったのいうのに、まるで前からの知り合いだったかのように会話している。
「あの二人、やけに仲いいねー」
「そうであるな、前々からの知り合いなのであろうか?」
「さぁねぇ・・・」
二人の仲について不思議と思う、佐助に幸村。
まぁ、そう思うのも無理はないだろう。
二人はまだ、会って1日もたっていない。
なのに仲がこんなに良いなんて、なにかの縁でもあるのだろうか?
―――――――――――――――――――――――――
あれから一ヶ月・・・

今ではあの二人は、とてもと言う程の親友となっている
喧嘩もたまにはあったが、「喧嘩するほど仲が良い」。
喧嘩する度、二人の仲は深まっていった。

ある日のこと、政宗は元親の過去を知ってしまった。
職員室前を通ったときに、校長と教頭の話が耳に入った。

「あの2-Bの長宗我部元親"君が?」
「あぁ、小学生まで女のようだったらしいね」

「!? 元親が女・・・?」
政宗は目を見開いた。
元親は今まで付き合ってきて、一度も口になどしてはいなかった。
「これはおもしれぇ・・・」

翌日、政宗は「今度俺ん家泊まっていかねぇか?長ぇ付き合いだしよ」と言い出した。
元親は一瞬驚いたが、「あぁ、別に構わねぇぜ」
と返した。日は、9月21日。

当日の夕方―

ピンポーン♪
政宗の家のインターフォンが鳴り、元親が顔を出す。
「よう、今日一日世話になるぜ」
「おぅ、ま、あがれよ」

政宗は元親に冷たい茶を差し出す。

「お、あんがとよ」
元親は喉が渇いていたのか、茶を半分以上飲んだ。
「喉渇いてたのかよ」
「おう、まぁ・・・な・・・・・・」
「・・・HA、完全に気づいてねぇな。」

政宗は、元親に睡眠薬が入った茶を差し出したのだ。
それに気付いていなかった元親は、茶を飲んで、
眠りに入ってしまった。
政宗は元親を身動きが取れない様に、縄で縛り、起きるまでまっていた。

「んぉ・・・?」
元親の眠りが覚めた。
「って・・・なんだよ、これ・・・」
元親は今の状況がどうなっているのかさっぱり分からなかった。
「よう、お目覚めか?」
「政宗、こりゃどうゆう事だ?」
「Oh、まぁ分かるだろうよ、多分な」
「は?」
「元親」
政宗が急に真面目な顔になった。
「な、なんだよ・・・」
「お前、女だったらしいな?」
「!?」
「なんで・・・知って・・・」
突然の言葉に同様が隠せなかった。
「何でだろうな?でもおもしろいじゃねぇか、小学生まで女だったなんてよ、なんで今まで言わなかった?」
「言う・・・わけ・・・ねぇだろ・・・」
元親は、怖かった。何故政宗が自分の過去をしっているのか。
「幸村や佐助には言ったか・・・!?」
「言ってねぇよ」
「そうか・・・」
元親はホッと胸を撫で下ろした。
「ま、でも言うかもな」
「!?」
元親は、またもや政宗の言葉に、同様した。
「た、頼む!言わないでくれ!!それだけは絶対に・・・」
元親は必死に頼み込む。
すると政宗は元親に近づいて、こう言った
「どうだろうな・・・?今まで俺に言わなかったお仕置きしてから考えてやる。」
元親は政宗の言ってることが分からなかった。
お仕置き?どんなことがされるんだ?と、思いながら。
すると急に政宗は急に元親の耳を甘噛みする。
「!?」
突然の事に、心臓が飛び出る程吃驚した元親。
政宗はそのまま、手を下にやる。
「ふぁっ!?どこ触って・・・っ・・・くっ」
「Ah・・・?我慢しなくていいんだぜ?」
「・・・っくぅっ・・・」
元親は声をあげるのを必死に耐える。
政宗はとうとう中に指を1〜2本ほど入れ、元親に刺激を与える。
「うぁっ!?ひゃぅぅ・・・や、やめぇ・・・っ」
とうとう我慢できなくなり、声をあげ、鳴いてしまう元親。そして、政宗の手はどんどんと元親の射精に近づいていっている。
「んぁっ・・・やっ、うぁあぁぁ・・・・」
政宗は激しく指を動かす。
「やらぁっ・・・まさ・・・・うねぇ・・・っ」
「・・・何だ?」
「んっ・・・・ぅぁ・・・・イクぅうぅ・・・」
「Ah、ちょっと我慢しろ」
「ふぃやぁぁっ・・・」
政宗は指を抜き、自分のを元親に挿れる。
「ふぃぁあぁっ・・・い゛っ・・・」
元親はいきなり挿れられ、痛さのあまり涙が流れる。
「いやぁぁっ・・・イクぅうぅ・・・」
政宗のが自分の中で上下に激しく動かされ、我慢が耐え切れなくなった。
「・・・待て・・・勝手に一人でイクな」
「うぅっ・・・」
「・・・っ」
「もうむ・・・りぃ・・・まさ・・・うねぇッ・・・!」
元親は、もう我慢の限界のようだ。
「うっ・・・やあああぁあ!!!」
大きな声をあげた自分が恥ずかしくなり、元親は顔が真っ赤になる。
イッた後でも政宗の精液が自分の中でドクドクと音を立てながら流れていっている。
元親は疲れたのか、そのまま眠ってしまった・・・。

翌日―
「よぅ、昨日はすげぇ鳴いてたな」
「・・・」
元親はご機嫌斜めらしい。
「・・・・うぅっ」
昨日の事を思い出してしまった元親は涙をボロボロと流す。
「政宗なんか嫌いだ・・・・」
「sorry、sorry!昨日は理性が壊れちまってたんだよ」
「うぅ〜っ・・・」
それでも泣き止まない元親を政宗はそっと抱きしめた。

〜end〜

後書き

初めて書いた小説があれだよ・・・。
R-18だよ・・・・。
ほんとすんません!
まじすんません!!(スライディング土下座
次は幸佐かな・・・
とゆうより、最初はこれ連載にしようと思ってたのになんで、急に変わっちゃったんだ?
自分で自分がわからない・・・。






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