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崩壊エゴイズム

「あ、あ、ああッ」
「といっても、もうお前の中はぐちゃぐちゃだな」
ジョットはそういって今度は2本の指を俺の中に入れて、ピストンし始めた。ジョットが俺の穴の限界まで突き刺し、そして、ぎりぎり穴の入口のところまで引き抜くとまた最奥まで指を突き入れるので、じゅぷっといういやらしい水音が部屋のなかで響き渡った。
そして、そのたびに俺はあられもない声をあげ、ひたすらによがった。
「ぁ、ジョッ、も、だめ、あっ、あっ」
俺は頭の中が真っ白になってしまうほどの衝撃と快感を浴びつつ、声をあげていると、急にジョットの手の動きが止まった。
「ジョット…?」
俺は不思議に思い、彼の顔を見ようと振り返ると、ハッと今の現状に気付いた。
「ふ、やっと来たようだな、綱吉」
―お前の待っている人が。

俺は頭が真っ白になって、気を失いそうになった。
俺の今ここにいる部屋の隣の俺の私室に徐々に守護者が集まってくるのが見えたのだ。
「あ…、ジョット。おねがい…、もう…」
「私がやめるとでも思っているのか」
彼はそう冷たく言いきると、俺の穴から指を抜き出し、その代わり彼の大きな怒張をそのまま突き入れた。

「ふッ、あああああああああッ!!!」
俺はその時、今日一番大きなをあげた。
「くッ、きついな」
ジョットは小さくくぐもった声を出したと思ったら、そのまま俺の腰を掴んでぐっぐっと中に彼の陰茎を突き入れ始めた。
「あッ、あッ、ジョット!やだぁっ、みんなっ、みんな、見ちゃううう」
「そうだぞ、綱吉、みんな見てるんだ、お前が犯されているところを、ほら、みんながお前の痴態を見て興奮しているんだッ」
ジョットはそういいながら俺の体を揺さぶり、がつがつ穴のなかに打ち込んでいく。
俺はそのたびに「あっあっ」と声をあげて、涙を流した。
「やだぁ、やだっ」
「そんなこと言ってもお前のちんぽは元気だぞッ!もう立ち上がって淫乱なお汁でべとべとだッ!」
「んなことなッ、ああッ!」
俺は口からよだれを出しながら、ジョットの律動に耐えたが、どんどん俺の陰茎が硬くなっていくのがわかり、消え入りたくなった。
俺はそろりと、後ろの自分の部屋の方を見てみると、そこには俺の想っているあの人が建っていた。
「あぁッ!むく、骸ぉ!みな、みないでぇッ!ぁ、あ、あッ」
俺は骸に見られてしまったというそのショックさに涙をぼろぼろと流した。
だが、ジョットは俺が涙を流しても、腰の動きは止めてくれなかった。
「ハハハッ!大好きな骸にこんなことを見られて感じているのか、綱吉!ほら、骸が見ているぞ!お前の痴態を見て幻滅しているかもな!」
そう言ってジョットは俺の一番奥の奥にがっと自身を突きいれた瞬間、俺は3度目の精を弾けさせた。
「はッ、ぁ、ああ、ッ、骸、ごめ、ごめんなさ、ぁああ!」
「骸やみんなに見られてイくなんて、とんだ淫乱だな」
ジョットはそう言いながらまだガツガツと俺の中につき入れ始めた。
「あ、むくろ、むくッ、みな、みないでええええええ」
まだ出続ける俺の白濁の量がいかに俺が感じていたかを示していて、俺はもう恥ずかしさとやるせなさで涙がとまらなかった。
「こんな淫乱、骸は愛してなどくれないよ」
ジョットはそう俺の耳元で呟いた。

「ふッ、ぅ、えぐッ、ぅうッぐ」
俺はその言葉に涙をまたもぼろぼろと流した。
「でも」
ジョットはそう言葉をつづけて、俺の震える肩を後ろから抱きしめた。
「私なら、こんな淫乱な綱吉を愛してやれるよ」
ジョットは耳元でそう囁いた後俺の髪に口づけをし、また律動を開始した。
その激しさに俺はいつしか気を失ってしまっていた。






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