[通常モード] [URL送信]

TIME
2














「じゅりは冷たい。

基本的に冷たい。なんで
あんな有名な先輩まで、



振っちゃうかなぁ。」







(だって知らないし…)







じゅりは心の中で思う…。


しかし、
圭のお説教は止まらない。
なんせ、圭は演劇部だ。



次第には、
喋りにも演技が入ってくる



圭は半径3M以内なら
聞こえてしまうような、
わざとらしいため息をついた。



そして



「じゅりは恋沙汰が、
無さすぎる!なんでそんな


お目め、くりくりさせて
人形みたいに可愛いのに
華がないのかなぁ。



‥‥もう、いっぺん誰かと
付き合ってみなさいよ!!

どうせ、恋してないんでしょ!!!
最近お肌も、どことなく
荒れてる気がするし…



このままじゃ、
何年たったって、じゅりは
独身になっちゃうわよ!」






ここまで散々言われて
じゅりもさすがに、頭の
右脳らへんに「」マークが
出てきた。






<前><次>

2/10ページ

[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!