TIME
9
「あっ違っ…」
「そうだったの!?
じゅり‥‥私…全く
気付かなかったわぁ」
じゅりが否定するよりも
先に純子が感嘆の声を
あげた。
「はい。
もう、大好きみたいで」
「んじゃあ、邪魔しない
ようにしないとね
洋一にも伝えとくわ」
純子は、勝手に話を
終わらせると、余計なこと
を一言、言って帰って
いこうとした。
「えっ!!
ちょっ!洋一には、
言わなくていいし…誤解
だから!!!!」
じゅりが、
そう弁解した時には、
すでに純子にも
聞こえなかったようで
スタスタ帰ってしまった。
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