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SAME NAME(完)
3

「ありがとうございます」


美術室は、想像していたよりボロくて、

ねずみも沢山、出てきそう。

机と椅子が何個か
並んであって、絵の具の独特の匂いが鼻をつく。


「あっちょっと僕は、
顧問の田中先生を呼んでくるから、

あそこの準備室から、鉛筆を

沢山出しておいてくれるかな?

確か、入ってすぐの
ところにあるからっ」

「あっはい。」

私は急いで、リュックを

適当な机の上に置くと

静かに準備室に
入って行った。



*前*

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あきゅろす。
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