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Present Novel
悪魔の罠にかかる時





拓郎は、一人で来たのか終始、妹と弟達と一緒に泳いでいた。





私はと言えばそんな泳ぎが得意なわけでもないので、そんな四人を横目で見ながらチーズドッグを食べていた。



やっぱり拓郎が楽しそうでさっき目があった時真剣な目だったのは気のせいだなと思い、違う方面を見ていたら、かっこいい男性を発見した。






かっこいいなぁと見惚れていたら、その人と目があい、急いで逸らした。





怪しい奴だと思われたかなと思い、また見たらその人は私の近くまで来てそして




「見てんな、ブス」







と言われた。
半ば唖然と何も言えずに
その場で固まっていると、




遊び疲れたらしい、
拓郎が私の横に座って






「いただきまーす」





と私の食べかけのチーズドッグを食べ始め





何も言ってこない私を不審に思ったのか






「どうした?」






と優しく聞いてきた。
タイミング良すぎなくらいに拓郎が私のとこに来るから平然とした態度なんか取る余裕すらない。




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あきゅろす。
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