短編
犯され会長
王道展開で、転校生に好かれて嫉妬に狂った役員達に輪姦されちゃいました、てへ?な会長のお話。
すべてが終わって、生徒会長はよろよろと立ちあがった。そのとたん、綻びきった後腔から大量の精液が零れ落ちた。
「ァ、メール」
のそのそと携帯片手にメールを読んで、慌てて電話をする。その相手は・・・。
「いや、早いってば。確かに副会長のやっていることは犯罪だし、俺様何回も犯されたし以前の輪姦の証拠もあるが、まあ、待て。おまえが跡取りになるには弱いっての。安心しろ、あいつは最近俺様に絆されてきている。このままうまいこともっていって、転校生に俺様に魅かれたことがばれれば痴情の縺れとか、そういった方向にいくから!動くんじゃねえ!聞けねえなら縁切るぞ!」
会長の外部の親友は、副会長の家の庶子。野望に燃える猛禽類。
切ると同時に今度は着信。
「あ、紀歌(のりか)さん。会計は最近、俺様を抱いてばかりです。大丈夫です。もう本家にも見捨てられて。ええ、あなたのものに・・・。いえ、そんな・・・あなたは俺の妹の命の恩人です。きっと会計の妻になれますよ。大丈夫です。最近の平均寿命は凄いでしょう。63歳などまだまだお若い」
会計に老いらくの恋の未亡人は、会長の妹の命の恩人。
切ると同時に、またかかる電話。
「ああ、大丈夫です、お爺様。書記との行為はすべて無理矢理にしか見えないでしょう?ええ、吸収合併は成功しそうですか?くれぐれも書記には、話がいかないよう、親族関係に脅しをかけてくださいね。書記が私の画策に気がつくと、他の計画途上のものが・・・はい、確かに一網打尽は困難ですが、私は成し得て見せましょう」
会長の祖父は、書記の家のお取り潰しに画策中。正式に発表されている跡取りの犯罪行為は、材料の一つになる。
「ケツ掘られたぐらいで、どうこうなるわけねえだろ、この俺様が」
にんまり笑うは、俺様何様会長様。
「だいたい・・・俺はもとからネコだっての」
実は会長、男相手だとバリネコ。まあ、隠してはいた。
どうせ男同士で先のない学園在学中のみの関係なら、卒業後は絶対できない立場をしたい。
享楽的なド淫乱。
もちろん、女もいけるけれど、男同士ならより気持ち良い立場でアンアン言っていたのは、トップシークレットな俺様会長。
まあ、役者が違う。
がんばれ役員達。
破滅の未来はすぐそこだ。
しかも、全員、実は会長の惚れ出しているのは・・・不憫。
犯され会長は、今日も男に抱かれている。
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